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LOGNORM.INV 関数
概要
LOGNORM.INV関数は、対数正規分布の累積分布関数の逆関数を計算します。指定された確率値から、ln(x)が正規分布に従う対数正規分布のx値を求めます。金融モデルやリスク分析で頻繁に使用される統計関数です。
構文
LOGNORM.INV(確率, 平均, 標準偏差)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 確率 | 数値 |
はい | 対数正規分布に伴う累積確率を指定(0超1未満) |
| 平均 | 数値 |
はい | ln(x)の平均値(正規分布のパラメータ) |
| 標準偏差 | 数値 |
はい | ln(x)の標準偏差(正の値) |
LOGNORM.INV関数の使用
LOGNORM.INVは、対数正規分布のパラメータから特定の確率に対応する値を逆算します。オプション価格計算、需要予測、信頼区間計算などで活用されます。LOGNORM.DISTと組み合わせて分布分析を行います。
LOGNORM.INVの一般的な例
基本的な逆分布計算
=LOGNORM.INV(0.039084, 3.5, 1.2)
指定確率0.039084に対する対数正規分布のx値を計算。結果:約4.0000252
95%信頼水準の計算
=LOGNORM.INV(0.95, 5, 0.8)
平均5、標準偏差0.8の対数正規分布の95%点値を求めます
売上予測の上限値
=LOGNORM.INV(0.9, LN(100000), 0.3)
平均売上10万円の対数正規分布で90%確率以下の最大値を計算
よくある質問
#NUM!エラーが返されます。確率は0超1未満の範囲で指定してください。
#NUM!エラーが発生します。標準偏差は正の値を指定する必要があります。
LOGNORM.INV(p, μ, σ) = x において、p = LOGNORM.DIST(x, μ, σ)が成り立ちます。
一般的なエラーと解決策
#NUM!エラー
Cause: 確率が0以下または1以上、または標準偏差が0以下
Solution: 確率を0超1未満に、標準偏差を正の値に修正してください
#VALUE!エラー
Cause: 引数に数値以外が指定されている
Solution: すべての引数を数値で指定してください
注記
- Excel 2010以降で利用可能
- 対数正規分布は正の値のみを扱います
- 金融分野で株価やオプション価格のモデリングに使用
- LOGNORM.DIST関数とセットで使用推奨
互換性
利用可能: Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2007以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2010+