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GAMMA.INV 関数
概要
GAMMA.INV 関数は、ガンマ分布の累積分布関数の逆関数値を返します。指定した確率値に対応するガンマ分布の変数値を求め、正規分布に従わないデータの分析に活用されます。GAMMA.DIST関数と組み合わせることで、確率から値を逆算できます。
構文
GAMMA.INV(確率, α, β)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 確率 | Number |
はい | ガンマ分布における累積確率(0<確率<1) |
| α | Number |
はい | 分布の形状パラメータ(α>0) |
| β | Number |
はい | 分布の尺度パラメータ(β>0)。β=1で標準ガンマ分布 |
GAMMA.INV関数の使用
GAMMA.INV関数は、品質管理、信頼性工学、待ち行列理論などで使用されるガンマ分布の逆関数を計算します。既知の確率から分布内の特定の位置(分位点)を求める際に有効です。反復計算により高精度な結果を提供します。
GAMMA.INVの一般的な例
基本的な使用例
=GAMMA.INV(0.068094,9,2)
確率0.068094に対するα=9、β=2のガンマ分布の逆関数値(約10)を計算。品質管理での閾値決定などに使用。
標準ガンマ分布
=GAMMA.INV(0.5,5,1)
β=1の標準ガンマ分布(α=5)における中央値(メジアン)を計算。
よくある質問
GAMMA.DIST(x,α,β,TRUE)=p のとき、GAMMA.INV(p,α,β)=x となります。逆関数関係にあります。
β=1の場合、標準ガンマ分布となり、尺度変化がない形状のみの分布を表します。
品質管理、信頼性工学、待ち行列解析、保険数理計算などで活用されます。
一般的なエラーと解決策
#NUM! エラー
Cause: 確率が0未満または1超、またはα≦0、β≦0
Solution: すべてのパラメータが正の有効範囲内であることを確認
#VALUE! エラー
Cause: 引数に文字列や不適切なデータ型
Solution: 数値のみを入力し、文字列を除去
#N/A エラー
Cause: 反復計算が64回で収束せず
Solution: パラメータ値を調整するか、近似値を使用
注記
- 精度はGAMMA.DIST関数に依存
- 64回の反復計算で収束しない場合は#N/A
- 正規分布以外の歪んだ分布分析に最適
- 統計解析の分位点計算に特化
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+