WEIBULL関数

Excel 2007+

概要

WEIBULL関数はワイブル分布の値を計算します。この分布は機械の故障までの時間など信頼性解析で広く使用されます。累積分布関数または確率密度関数を選択して使用可能です。

構文

WEIBULL(x, α, β, 関数形式)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
x 数値 はい 関数に代入する値(非負数)
α 数値 はい 分布の形状パラメーター(正の数)
β 数値 はい 分布の尺度パラメーター(正の数)
関数形式 論理値 はい TRUE=累積分布関数、FALSE=確率密度関数

WEIBULL関数の使用

製品の寿命解析や故障率予測、品質管理で活用されます。累積分布関数(TRUE)はある時間までに故障する確率を、確率密度関数(FALSE)は特定時間での故障確率密度を計算します。

WEIBULLの一般的な例

累積分布関数の計算

=WEIBULL(105,20,100,TRUE)

105時間以内に故障する累積確率を計算(約0.929581)

確率密度関数の計算

=WEIBULL(105,20,100,FALSE)

105時間での故障確率密度を計算(約0.035589)

製品寿命解析

=WEIBULL(A1,B1,C1,TRUE)

A1に時間、B1にα、C1にβを入力し累積故障確率を計算

よくある質問

WEIBULLは旧版互換関数で、今後はWEIBULL.DISTの使用を推奨。機能は同一ですが新関数の方が精度が高いです。

TRUEで累積分布関数(故障までの確率)、FALSEで確率密度関数(特定時点の故障密度)を使用します。

x<0、またはα≤0、β≤0の場合に発生します。全て正の数値を確認してください。

一般的なエラーと解決策

#VALUE! エラー

Cause: x、α、βに数値以外を指定

Solution: 数値のみを入力してください

#NUM! エラー

Cause: x<0 または α≤0、β≤0

Solution: 全て正の数値を指定してください

#VALUE!(論理値)

Cause: 関数形式にTRUE/FALSE以外

Solution: TRUEまたはFALSEを指定してください

注記

  • Microsoft推奨:将来的にはWEIBULL.DISTを使用
  • α=1の場合、指数分布と等価
  • 信頼性解析の標準分布
  • グラフ作成と組み合わせると視覚的解析が可能

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+