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GAMMA.DIST関数
概要
GAMMA.DIST関数はガンマ分布の値を返します。この関数を使用することで、正規分布に従わない変数の分析が可能になります。待ち行列分析などで広く活用される統計関数です。
構文
GAMMA.DIST(x, α, β, 累積)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| x | 数値 |
はい | 分布を評価する値(x≥0) |
| α | 数値 |
はい | 形状パラメーター(α>0) |
| β | 数値 |
はい | 尺度パラメーター(β>0) |
| 累積 | 論理値 |
はい | TRUE=累積分布、FALSE=確率密度 |
GAMMA.DIST関数の使用
GAMMA.DIST関数は統計解析で頻繁に使用されるガンマ分布を扱います。確率密度関数(FALSE)と累積分布関数(TRUE)の両方を計算でき、待ち行列解析、信頼性工学、品質管理などで活用されます。
GAMMA.DISTの一般的な例
確率密度関数の計算
=GAMMA.DIST(10,9,2,FALSE)
x=10、α=9、β=2の条件で確率密度関数を計算。結果:0.032639
累積分布関数の計算
=GAMMA.DIST(10,9,2,TRUE)
同じ条件で累積分布関数を計算。結果:0.068094
標準ガンマ分布
=GAMMA.DIST(5,3,1,FALSE)
β=1の標準ガンマ分布の確率密度を計算
よくある質問
GAMMA.DISTは新しいバージョンで、旧バージョンのGAMMA.DISTと同じ結果を返しますが、より正確な計算を行います。
いいえ、全てのパラメーターは必須です。
一般的なエラーと解決策
#NUM! エラー
Cause: x<0、またはα≤0、β≤0の場合
Solution: 全てのパラメーターが正の数値であることを確認してください。
#VALUE! エラー
Cause: 非数値引数を指定した場合
Solution: 数値のみを入力してください。
注記
- α=1の場合、指数分布と同じ結果になります。
- 正の整数αではアーラン分布と呼ばれます。
- χ二分布との関係:α=n/2、β=2、累積=TRUEの場合、1-CHISQ.DIST.RT(x)と同等
- 待ち行列理論や信頼性解析で頻用されます
互換性
利用可能: Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2007以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2010+