GCD 関数

Excel 2007+

概要

ExcelのGCD関数は、複数の整数の最大公約数を計算します。最大公約数とは、指定された数値群をすべて割り切れる最大の整数値です。分数簡約や周期計算などで広く活用されます。

構文

GCD(数値1, [数値2], ...)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
数値1 Number はい 最初の計算対象となる整数(1から255)
数値2以降 Number いいえ 追加の整数値。省略可能で最大255個まで指定可

GCD関数の使用

GCD関数は、数値の共通約数を求める基本的な数学関数です。分数を最も簡潔な形に変換したり、周期的なパターンを分析したり、暗号化アルゴリズムの基礎計算に使用されます。日常のデータ処理から高度な数値解析まで幅広く対応。

GCDの一般的な例

基本的な最大公約数計算

=GCD(24,36)

24と36の最大公約数12を返します。分数24/36を2/3に簡約可能。

3つの整数のGCD

=GCD(15,25,35)

15,25,35の最大公約数5を返します。

素数と1の計算

=GCD(17,1)

素数17と1の最大公約数は常に1。

よくある質問

いいえ、負の値を指定すると#NUM!エラーが発生します。正の整数のみ使用してください。

はい、小数部は自動的に切り捨てられ整数として扱われます(例:GCD(5.9,3.2)→GCD(5,3))。

一般的なエラーと解決策

#NUM!エラー

Cause: 負の数値または2^53以上の数値を指定

Solution: 正の整数(1-2^53未満)のみを使用してください。

#VALUE!エラー

Cause: 数値以外の引数を指定

Solution: すべての引数を数値で指定してください。

注記

  • 最大255個までの引数を指定可能
  • 0を指定した場合、他の正の数値をそのまま返します
  • Excel 2007以降で使用可能

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+