WEIBULL.DIST関数

Excel 2010+, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 365

概要

WEIBULL.DIST関数はワイブル分布の値を計算します。この分布は機械の故障までの時間など信頼性解析で使用され、累積分布関数または確率密度関数の値を返します。製品の寿命予測や故障率分析に最適です。

構文

WEIBULL.DIST(x, α, β, 累積)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
x 数値 はい 関数に代入する非負の値(例:観測時間)
α 数値 はい 形状パラメータ(>0)
β 数値 はい 尺度パラメータ(>0)
累積 論理値 はい TRUE=累積分布関数、FALSE=確率密度関数

WEIBULL.DIST関数の使用

WEIBULL.DISTは品質管理、信頼性工学、保守計画で活用されます。機械・電子機器の故障確率を計算し、製品保証期間や交換時期を科学的根拠に基づいて決定できます。累積分布(TRUE)で故障確率、確率密度(FALSE)で故障発生密度を求めます。

WEIBULL.DISTの一般的な例

累積分布関数(故障確率)

=WEIBULL.DIST(105,20,100,TRUE)

105時間での故障累積確率を計算(約0.9296)

確率密度関数(故障密度)

=WEIBULL.DIST(105,20,100,FALSE)

105時間付近の故障発生密度を計算(約0.0356)

製品保証期間解析

=WEIBULL.DIST(500,15,800,TRUE)

500時間での故障確率を保証期間設定に使用

よくある質問

TRUEは指定時間までの故障確率、FALSEはその時点の故障発生密度を返します。

αは形状パラメータ(故障パターンを決定)、βは尺度パラメータ(寿命のスケール)を表します。

WEIBULLは旧バージョン用、WEIBULL.DISTはExcel 2010以降の新関数です。

一般的なエラーと解決策

#NUM! エラー

Cause: x<0、またはα≤0、β≤0

Solution: 全てのパラメータを正の数値に設定してください

#VALUE! エラー

Cause: 数値以外の引数

Solution: 数値またはセル参照のみ使用してください

注記

  • α=1の場合、指数分布と同等になります
  • 信頼性解析の標準分布として広く使用
  • 数式画像はMicrosoft公式ドキュメント参照

互換性

利用可能: Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 365

利用不可: Excel 2007以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2010+, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 365