クイックナビゲーション
PHI 関数
概要
PHI関数は、指定された値に対する標準正規分布(平均0、標準偏差1)の確率密度関数値を計算します。統計解析や品質管理、仮説検定などで頻繁に使用される重要な関数です。
構文
PHI(x)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| x | Numeric |
はい | 標準正規分布の密度関数を評価するx座標値 |
PHI関数の使用
PHI関数は統計学の基礎を支える関数で、正規分布曲線上の特定の点の高さを求めます。Zスコアの確率密度を計算する際に使用され、統計表の代わりとして活用できます。
PHIの一般的な例
基本的な使用例
=PHI(0.75)
x=0.75における標準正規分布の密度値(約0.301)を返します。
Zスコアの密度計算
=PHI(A1)
セルA1に格納されたZ値を基に密度を計算します。
複数の値で計算
=PHI(B1:B10)
範囲内の各Z値に対する密度値を配列で返します(ダイナミック配列対応)。
よくある質問
標準正規分布(平均0、標準偏差1)の確率密度関数値を計算します。
はい、任意の実数(正・負)を指定できます。関数は対称性を保ちます。
無効な数値(#NUM!)または非数値データ(#VALUE!)でエラーが発生します。
一般的なエラーと解決策
#NUM! エラー
Cause: x引数が無効な数値(例:非常に大きな値)
Solution: 有効な実数値を入力してください
#VALUE! エラー
Cause: x引数が数値以外のデータ型
Solution: 数値または数値として解釈可能な値を指定してください
注記
- Excel 2013以降で利用可能
- x=0で最大値(約0.3989)を取得
- 正規分布の対称性によりPHI(-x)=PHI(x)
- NORM.DIST関数と組み合わせて使用可能
互換性
利用可能: Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2010以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2013+