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PERMUT関数
概要
PERMUT関数は、指定した標本数から特定の個数を選ぶ場合の順列の総数を計算します。順列とは、選択した要素の並び順を考慮した組み合わせを指し、統計解析や確率計算、宝くじの当選確率計算などに活用されます。
構文
PERMUT(標本数, 抜き取り数)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 標本数 | Number |
はい | 対象の総数を表す整数。非整数時は小数点以下切り捨て。 |
| 抜き取り数 | Number |
はい | 選択するアイテム数を表す整数。非整数時は小数点以下切り捨て。 |
PERMUT関数の使用
PERMUT関数は、順列の総数を求める際に使用します。組み合わせ(COMBIN関数)とは異なり、並び順を考慮するため、同じ要素でも順序が異なれば別々の順列としてカウントされます。統計解析、確率計算、ロト番号の組み合わせ数計算などに最適です。
PERMUTの一般的な例
基本的な順列計算
=PERMUT(100,3)
100個から3個を選ぶ順列の総数(970200)を計算。宝くじなどの当選確率計算に使用。
小さなサンプルでの検証
=PERMUT(3,2)
3個から2個を選ぶ順列(ABC→AB,AC,BA,BC,CA,CBの6通り)を計算し、結果6を返します。
セル参照を使用
=PERMUT(A1,B1)
A1に標本数、B1に抜き取り数を設定し、動的に順列数を計算。
よくある質問
PERMUTは並び順を考慮した順列を計算し、同じ要素でも順序が異なれば別カウントします。一方、COMBINは並び順を無視した組み合わせのみを計算します。
Excelは非常に大きな順列数でも正確に計算しますが、結果が10^308を超える場合はオーバーフローエラーになります。
一般的なエラーと解決策
#NUM!エラー
Cause: 標本数が0以下、抜き取り数が負、または標本数<抜き取り数
Solution: 標本数>抜き取り数>=0の条件を満たす正の整数を指定してください。
#VALUE!エラー
Cause: 引数に数値以外が指定された
Solution: 両引数とも数値(または数値として解釈可能な文字列)を指定してください。
注記
- 非整数指定時は小数点以下が自動的に切り捨てられます。
- Excel 2007以降の全バージョンで利用可能
- PERMUTATIONA関数とは異なり、重複選択を許可しません(順列)
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+