RSQ 関数

Excel 2007+

概要

RSQ関数は、既知のy値とx値のデータセットからピアソンの積率相関係数の2乗(決定係数)を計算します。この値は回帰分析でxの変動がyの変動をどれだけ説明できるかを示す重要な指標です。

構文

RSQ(既知の_yの値, 既知の_xの値)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
既知の_yの値 数値配列または範囲 はい 直線回帰の従属変数となるy値を含む配列またはセル範囲
既知の_xの値 数値配列または範囲 はい 直線回帰の独立変数となるx値を含む配列またはセル範囲

RSQ関数の使用

RSQ関数は回帰分析でモデルの適合度を評価するために使用します。相関係数rの2乗値であるr²は、xの変動がyの変動をどれだけの割合で説明できるかをパーセンテージで示します。値が1に近いほど回帰直線がデータに適合していることを意味します。

RSQの一般的な例

基本的なRSQ関数の使用例

=RSQ(A3:A9,B3:B9)

A3:A9(y値)とB3:B9(x値)のデータから決定係数を計算し、0.05795を返します。

販売データ分析例

=RSQ(B2:B10,C2:C10)

売上データ(B列)と広告費(C列)の相関を分析。決定係数が0.8以上なら強い相関を示します。

よくある質問

RSQは相関係数rの2乗(r²)を返します。一方PEARSONは相関係数rそのものを返します。RSQは回帰分析の決定係数として使用されます。

y値とx値のデータ数が一致しないか、データが全く含まれていない場合に発生します。データ数を確認してください。

いいえ、RSQの値は常に0から1の範囲です。1に近いほど強い相関を示します。

一般的なエラーと解決策

#DIV/0! エラー

Cause: y値またはx値が1つしか含まれていない

Solution: 少なくとも2つ以上のデータポイントを指定してください

#N/A エラー

Cause: データ数が一致しないかデータなし

Solution: y値とx値の範囲が同じデータ数になるよう調整してください

#VALUE! エラー

Cause: 非数値データが含まれている

Solution: 文字列や空白セルを除去するか、数値のみの範囲を指定してください

注記

  • RSQはPEARSON関数の結果を2乗した値です
  • 文字列・論理値・空白セルは自動的に無視されます
  • 0を含むセルは計算対象となります
  • 回帰分析でR²値として使用されます

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+