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PEARSON関数
概要
PEARSON関数は、2組のデータ間の線形相関の強さを示すピアソンの積率相関係数 r を計算します。r の値は -1.0 から 1.0 の範囲で、1 に近いほど強い正の相関、-1 に近いほど強い負の相関を表します。統計分析で広く使用される重要な関数です。
構文
PEARSON(配列1, 配列2)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 配列1 | 配列 |
はい | 独立変数データを含む配列。数値、数値配列、またはセル範囲を指定できます。 |
| 配列2 | 配列 |
はい | 従属変数データを含む配列。配列1と同一のデータ数が必要です。 |
PEARSON関数の使用
PEARSON関数は、2つの変数間の線形関係性を定量的に評価する際に使用します。マーケティング分析、科学研究、品質管理など、変数間の相関を調べるあらゆる場面で活用可能です。配列1と配列2のデータ数が一致しない場合や、空のデータの場合は #N/A エラーが発生します。
PEARSONの一般的な例
基本的な相関計算
=PEARSON(A3:A7,B3:B7)
独立変数(A3:A7)と従属変数(B3:B7)のピアソン相関係数を計算し、0.699379 を返します。相関が中程度であることを示します。
売上と広告費の相関
=PEARSON(B2:B13,C2:C13)
月次売上データと広告費データの相関を計算。正の値が返れば、広告費増加が売上増加につながる可能性を示します。
よくある質問
PEARSON関数とCORREL関数は同じ結果を返します。両者は同一の計算式を使用しており、互換性があります。
文字列、論理値、空セルは自動的に無視されます。数値0のみ計算対象となります。
データ数が一致しない場合、#N/Aエラーが返されます。必ず同一サイズの配列を指定してください。
一般的なエラーと解決策
#N/Aエラー
Cause: 配列1と配列2のデータ数が異なる、またはデータが空
Solution: 両配列のサイズを一致させ、数値データを確認してください。
#VALUE!エラー
Cause: 引数に無効なデータ型が指定された
Solution: 数値データのみを含む範囲を指定してください。
注記
- r=1.0:完全正相関、r=-1.0:完全負相関、r=0:無相関
- サンプル平均は内部でAVERAGE関数を使用して計算されます
- 大規模データセットでも高速に動作します
- 相関≠因果関係であることに注意が必要です
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+