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NORM.S.INV 関数
概要
NORM.S.INV 関数は、標準正規分布(平均0、標準偏差1)の累積分布関数の逆関数値を返します。指定した確率に対応するz値を計算し、統計解析や品質管理で広く活用されます。
構文
NORM.S.INV(確率)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 確率 | Number |
はい | 標準正規分布における累積確率(0 < 確率 < 1)を指定 |
NORM.S.INV関数の使用
NORM.S.INVは統計分析で指定確率に対応するz値を求める際に使用します。品質管理の管理図作成、仮説検定の臨界値計算、信頼区間の算出などに最適です。
NORM.S.INVの一般的な例
基本的な使用例
=NORM.S.INV(0.908789)
確率0.908789に対応するz値を計算(結果:約1.333)
95%信頼水準のz値
=NORM.S.INV(0.975)
片側95%信頼区間のz値を取得(結果:約1.96)
5%有意水準の臨界値
=NORM.S.INV(0.05)
片側5%の左側臨界値を取得(結果:約-1.645)
よくある質問
#NUM!エラーが返されます。確率は0超1未満の範囲で指定してください。
NORM.S.INVは標準正規分布(平均0、標準偏差1)専用、NORM.INVは任意の平均・標準偏差に対応します。
z値計算、信頼区間、仮説検定、管理図作成などで使用します。
一般的なエラーと解決策
#VALUE!エラー
Cause: 確率に数値以外を指定
Solution: 数値のみを確率引数に指定してください
#NUM!エラー
Cause: 確率が0以下または1以上
Solution: 0 < 確率 < 1の範囲で指定してください
注記
- NORM.S.DISTとの逆関数関係:NORM.S.DIST(NORM.S.INV(確率), TRUE) = 確率
- 反復計算手法により高精度な結果
- Excel 2010以降で利用可能
互換性
利用可能: Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2007以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2010+