GAMMADIST関数

Excel 2003, Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016

概要

ガンマ分布の値を返します。正規分布に従わない変数の分析に使用され、待ち行列分析などで広く活用されます。この関数はGAMMA.DIST関数に置き換えられましたが、下位互換性のために引き続き使用可能です。

構文

GAMMADIST(x, α, β, 累積)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
x Number はい 分布を評価する値(0以上)
α Number はい ガンマ分布の形状パラメーター(0超)
β Number はい ガンマ分布の尺度パラメーター(0超)
累積 Boolean はい TRUE=累積分布関数、FALSE=確率密度関数

GAMMADIST関数の使用

GAMMADIST関数は、ガンマ分布に基づく確率計算に使用します。製造工程の待ち時間分析、信頼性工学、品質管理などで活用され、累積分布で信頼度、確率密度で発生頻度を計算します。

GAMMADISTの一般的な例

確率密度関数の計算

=GAMMADIST(10,9,2,FALSE)

x=10、α=9、β=2の条件で確率密度を計算(結果:0.032639)

累積分布関数の計算

=GAMMADIST(10,9,2,TRUE)

同じ条件で累積分布を計算(結果:0.068094)

標準ガンマ分布

=GAMMADIST(5,3,1,FALSE)

β=1の標準ガンマ分布の確率密度を計算

よくある質問

GAMMADISTは旧バージョン関数で、GAMMA.DISTが新しい高精度版です。将来的にはGAMMA.DISTの使用を推奨します。

x<0、またはα≤0、β≤0の場合に発生します。

TRUEで累積分布関数、FALSEで確率密度関数を返します。

一般的なエラーと解決策

#NUM!エラー

Cause: x<0、α≤0またはβ≤0

Solution: すべてのパラメーターが正の数値であることを確認

#VALUE!エラー

Cause: 数値以外の値が指定された

Solution: 数値引数を正しく入力

累積引数が不適切

Cause: TRUE/FALSE以外の値

Solution: 論理値(TRUE/FALSE)または1/0を指定

注記

  • 将来的に非推奨となる可能性があるため、GAMMA.DISTへの移行を検討
  • α=1の場合、指数分布を表現
  • 正の整数αではアーラン分布として解釈可能
  • χ²分布との数学的関係を利用可能

互換性

利用可能: Excel 2003, Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016

利用不可:

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2003, Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016