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STEYX 関数
概要
STEYX関数は、回帰直線上の各予測値に対するy値の標準誤差を計算します。この標準誤差は、個別のx値に対するyの予測精度を示す重要な統計指標です。
構文
STEYX(既知の_yの値, 既知の_xの値)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 既知の_yの値 | 数値配列/範囲 |
はい | 従属変数(y値)の観測データを含む配列または範囲を指定します。 |
| 既知の_xの値 | 数値配列/範囲 |
はい | 独立変数(x値)の観測データを含む配列または範囲を指定します。 |
STEYX関数の使用
STEYX関数は回帰分析において、回帰直線が観測点をどの程度正確に予測できているかを評価するために使用します。標準誤差が小さいほど、予測精度が高いことを示します。科学研究、品質管理、経済分析などで活用されます。
STEYXの一般的な例
基本的な回帰標準誤差計算
=STEYX(A3:A9,B3:B9)
指定範囲のデータを用いて回帰直線上のy予測値の標準誤差を計算(結果:3.305719)
売上予測精度評価
=STEYX(C2:C10,D2:D10)
広告費(x)と売上(y)の回帰分析における予測標準誤差を算出
品質管理指標
=STEYX(B2:B20,C2:C20)
製造条件(x)と製品品質(y)の回帰予測精度を測定
よくある質問
STEYXは予測値の標準誤差を返すのに対し、SLOPEは傾き、INTERCEPTは切片、RSQは決定係数をそれぞれ計算します。
3点未満の場合は#DIV/0!エラーが返されます。信頼性の高い分析には十分なデータ点が必要です。
文字列、論理値、空白セルは無視され、数値のみが計算対象となります。
一般的なエラーと解決策
#N/A エラー
Cause: 既知のyと既知のxのデータ点数が一致しない
Solution: 両方の範囲に同じ数のデータポイントが含まれることを確認してください。
#DIV/0! エラー
Cause: データ点が3未満、またはデータなし
Solution: 少なくとも3点以上の数値データを用意してください。
#VALUE! エラー
Cause: エラー値や数値変換不能な文字列が含まれている
Solution: 数値データのみを使用し、エラーセルを除外してください。
注記
- 論理値や文字列で表される数値も計算対象となります。
- 0(ゼロ)の値を含むセルも計算に含まれます。
- 回帰直線の予測精度を評価する際に特に有用です。
- SLOPE、INTERCEPT関数と組み合わせて使用すると効果的です。
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+