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BETA.DIST関数
概要
BETA.DIST関数は、β分布の確率密度関数または累積分布関数を計算します。割合や確率の分析に最適で、標本データの割合変化をモデル化する際に使用されます。
構文
BETA.DIST(x,α,β,累積,[A],[B])
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| x | Number |
はい | 区間A~B内で評価する値(必ず指定) |
| α | Number |
はい | β分布の形状パラメーター(必ず指定、0より大きい) |
| β | Number |
はい | β分布の形状パラメーター(必ず指定、0より大きい) |
| 累積 | Boolean |
はい | TRUE=累積分布関数、FALSE=確率密度関数(必ず指定) |
| A | Number |
いいえ | 区間の下限(省略時は0) |
| B | Number |
いいえ | 区間の上限(省略時は1) |
BETA.DIST関数の使用
BETA.DISTは統計解析で割合や確率の分布をモデル化するために使用します。品質管理、信頼性工学、プロジェクト管理などでβ分布が適用され、累積分布関数は確率計算、確率密度関数は分布の形状分析に役立ちます。
BETA.DISTの一般的な例
累積分布関数の計算
=BETA.DIST(2,8,10,TRUE,1,3)
指定パラメーターで累積β分布を計算(結果:0.6854706)
確率密度関数の計算
=BETA.DIST(2,8,10,FALSE,1,3)
指定パラメーターでβ確率密度関数を計算(結果:1.4837646)
標準β分布(0-1区間)
=BETA.DIST(0.5,2,5,TRUE)
標準区間(0-1)での累積分布関数を計算
よくある質問
BETA.DISTは確率から値を計算(分布関数)、BETA.INVは値から確率を計算(逆分布関数)します。
標準β分布(A=0、B=1)が使用され、割合0~1の範囲で計算されます。
TRUEで累積分布関数(P(X≤x))、FALSEで確率密度関数(f(x))が計算されます。
一般的なエラーと解決策
#NUM!エラー
Cause: α≤0、β≤0、x<A、x>B、またはA=Bの場合
Solution: 全パラメーターを正しく設定し、A<Bを確認してください。
#VALUE!エラー
Cause: 数値以外の引数が指定された
Solution: 全ての引数に数値または論理値を入力してください。
注記
- β分布は[0,1]区間の確率分布をモデル化
- α、β>0である必要があります
- Excel 2010でBETA.DISTに名称変更(旧:BETADIST)
- 統計ソフトとの互換性が高い
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+