BESSELK 関数

Excel 2007+

概要

修正ベッセル関数 Kn(x) を計算します。工学や物理学で頻繁に使用される特殊関数で、純虚数を引数としたときのベッセル関数 Jn と Yn の和に相当します。Excel 2007 以降で利用可能です。

構文

BESSELK(x, n)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
x Number はい 関数に代入する実数値を指定します。負の値も使用可能です。
n Number はい 関数の次数を指定します。整数以外を指定した場合、小数点以下が切り捨てられます。負の数はエラーとなります。

BESSELK関数の使用

BESSELK 関数は、主に工学分野(熱伝導、波動伝播、振動解析)や物理学で使用されます。振動解析や熱伝導問題、電磁気学などで修正ベッセル関数が必要な場面で活用されます。数値計算の精度が高く、複雑な工学計算を簡素化します。

BESSELKの一般的な例

基本的な使用例

=BESSELK(1.5, 1)

x=1.5、n=1 のときの修正ベッセル関数値を計算。結果:0.277387804

次数 2 の例

=BESSELK(2, 2)

x=2、n=2 の修正ベッセル関数値を計算します。

よくある質問

#NUM! エラーが返されます。次数 n は 0 以上の数値である必要があります。

#VALUE! エラーが返されます。x と n はともに数値である必要があります。

はい、小数点以下は切り捨てられて整数として扱われます。

一般的なエラーと解決策

#VALUE! エラー

Cause: x または n に数値以外の値を指定した場合

Solution: x と n に数値(数、セル参照)を正しく指定してください。

#NUM! エラー

Cause: n に負の数を指定した場合

Solution: n には 0 以上の数値を指定してください。

#NAME? エラー

Cause: 関数名が正しく入力されていない

Solution: BESSELK と正確に入力し、スペルを確認してください。

注記

  • 修正ベッセル関数 Kn(x) は、Kn(x) = (π/2) × (J n(ix) + Y n(ix)) で定義されます。
  • BESSELJ 関数および BESSELY 関数と関連があります。
  • Excel 2007 以降で利用可能です。
  • 工学計算で特に有用です。

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003 以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+