クイックナビゲーション
TBILLEQ関数
概要
TBILLEQ関数は、米国財務省短期証券(T-Bill)の割引率から債券換算利回りを計算します。金融分析でT-Billの実際の収益率を求める際に使用され、360日基準の割引から365日基準の利回りへの変換を自動で行います。
構文
TBILLEQ(受渡日, 満期日, 割引率)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 受渡日 | Date |
はい | 財務省証券の受渡日。DATE関数で指定推奨。文字列入力でエラー発生の可能性。 |
| 満期日 | Date |
はい | 財務省証券の満期日。DATE関数で指定推奨。 |
| 割引率 | Number |
はい | 財務省証券の割引率(パーセント表記不可、デシモルで入力) |
TBILLEQ関数の使用
TBILLEQは財務省短期証券の投資利回り分析に特化した関数です。割引率で購入したT-Billの実際の年換算利回りを365日基準で計算します。トレジャリービルのパフォーマンス評価やポートフォリオ分析で必須の計算です。
TBILLEQの一般的な例
基本的なT-Bill利回り計算
=TBILLEQ(DATE(2008,3,31),DATE(2008,6,1),0.0914)
2008年3月31日受渡、6月1日満期、9.14%割引率のT-Bill債券換算利回りを計算(結果:9.42%)
セル参照での使用
=TBILLEQ(A2,B2,C2)
A2:受渡日、B2:満期日、C2:割引率のセル値を参照して計算
よくある質問
DATE関数を使用してシリアル値で指定してください。文字列入力はエラーの原因になります。例:DATE(2008,3,31)
デシモル形式で入力します。9.14%なら0.0914を入力してください。
いいえ、受渡日から満期日までの期間は1年以内である必要があります。超過すると#NUM!エラーが発生します
一般的なエラーと解決策
#NUM!エラー
Cause: 割引率が0以下、または受渡日>満期日、期間が1年超
Solution: 日付の順序と割引率の値を確認し、DATE関数で正しい日付を指定
#VALUE!エラー
Cause: 無効な日付値または数値でない引数
Solution: DATE関数使用と数値確認
注記
- Excelは日付をシリアル値で処理(1900/1/1=1)
- 小数点以下の日付は切り捨て
- 計算式:(365×利率)/(360-(利率×日数))
- 360日基準の割引→365日基準の利回り
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+