FISHER 関数

Excel 2007+

概要

ExcelのFISHER関数は、指定した値xに対するフィッシャー変換を計算します。この変換により、非対称分布を正規分布に近づけることができ、相関係数の統計的仮説検定に特に有用です。相関分析の高度な処理に活用されます。

構文

FISHER(x)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
x 数値 はい フィッシャー変換を適用する数値。範囲は -1 より大きく 1 より小さい必要があります。

FISHER関数の使用

FISHER関数は統計解析で相関係数を正規分布に変換する際に使用します。通常、FISHERINV関数と組み合わせて使用し、相関係数の信頼区間や仮説検定を行います。

FISHERの一般的な例

基本的なFISHER変換

=FISHER(0.75)

0.75に対するフィッシャー変換値を計算。結果約0.973。相関係数の変換例として使用。

セル参照での使用

=FISHER(A1)

セルA1の相関係数値をフィッシャー変換。A1には-1から1の間の値が必要。

よくある質問

xは-1より大きく1より小さい必要があります。それ以外は#NUM!エラーが発生します。

FISHERは相関係数を変換、FISHERINVは変換値を元の相関係数に戻します。

一般的なエラーと解決策

#VALUE! エラー

Cause: xに数値以外が指定された

Solution: 数値のみを入力してください。

#NUM! エラー

Cause: xが-1以下または1以上

Solution: xを-1より大きく1より小さい範囲に修正

注記

  • フィッシャー変換の数式:1/2 × ln((1+x)/(1-x))
  • 主に相関係数の統計処理に使用
  • FISHERINV関数で逆変換が可能
  • Excel 2007以降の統計関数カテゴリに属する

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+