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NORMSINV関数
概要
NORMSINV関数は、標準正規分布(平均0、標準偏差1)の累積分布関数の逆関数値を返します。指定した確率に対応するz値を計算し、統計解析や品質管理で広く活用されます。
構文
NORMSINV(確率)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 確率 | Number |
はい | 標準正規分布の累積分布関数値(0 < 確率 < 1) |
NORMSINV関数の使用
NORMSINVは統計分析で指定確率に対応するz値を求める際に使用します。品質管理の管理図作成、仮説検定の臨界値計算、信頼区間の求め方などで活用されます。NORM.S.INV関数が推奨されていますが、下位互換性で継続利用可能です。
NORMSINVの一般的な例
基本的なz値計算
=NORMSINV(0.9088)
0.9088の累積確率に対応するz値を計算(結果:約1.3334)
95%信頼水準のz値
=NORMSINV(0.975)
上側5%点のz値(約1.96)を計算し、信頼区間の上限に使用
下側5%点の計算
=NORMSINV(0.05)
下側5%点のz値(約-1.645)を計算
よくある質問
NORMSINVは旧形式で、NORM.S.INVが新しい推奨関数です。精度と命名が改善されていますが、結果は同一です。
#NUM!エラーが発生します。必ず0<確率<1の範囲を指定してください。
#VALUE!エラーが返されます。正確な数値確率を入力してください。
一般的なエラーと解決策
#NUM!エラー
Cause: 確率が0以下または1以上の値
Solution: 0<確率<1の範囲で入力してください
#VALUE!エラー
Cause: 確率に数値以外を指定
Solution: 数値のみを確率引数に指定してください
#N/Aエラー
Cause: 反復計算が100回で収束せず
Solution: 確率値の範囲を確認し、再計算してください
注記
- NORM.S.INV関数への移行を推奨(将来廃止の可能性)
- 100回の反復計算で収束しない場合は#N/Aエラー
- NORMSDIST関数と精度が連動
- 統計ソフトとの互換性良好
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+