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LOGNORMDIST 関数
概要
LOGNORMDIST関数は、指定された値xの対数正規分布の累積分布関数の値を計算します。自然対数ln(x)が正規分布に従う場合に使用され、対数変換データの統計分析に適しています。
構文
LOGNORMDIST(x, 平均, 標準偏差)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| x | Number |
はい | 関数に代入する値。x ≤ 0の場合は#NUM!エラー |
| 平均 | Number |
はい | ln(x)の平均値(正規分布のパラメータ) |
| 標準偏差 | Number |
はい | ln(x)の標準偏差。標準偏差 ≤ 0の場合は#NUM!エラー |
LOGNORMDIST関数の使用
対数正規分布は、右に裾野が長い分布で、製品の欠陥時間、雨量、株価変動などの自然現象や経済現象のモデル化に使用されます。この関数は累積分布関数(CDF)を計算し、特定の値以下の確率を求めます。
LOGNORMDISTの一般的な例
基本的な使用例
=LOGNORMDIST(4,3.5,1.2)
x=4、平均=3.5、標準偏差=1.2の条件で対数正規分布の累積確率を計算。結果:0.0390836
製造データでの使用
=LOGNORMDIST(A2,$B$1,$C$1)
A2の製品寿命データに対し、固定パラメータで累積故障確率を計算
品質管理グラフ作成
=LOGNORMDIST(ROW(A1:A100)/10,4,0.8)
連続したx値で累積分布関数を計算し、分布グラフを作成
よくある質問
LOGNORMDISTは旧バージョン関数で累積分布のみ計算。LOGNORM.DISTは新関数で累積/確率密度の両方に対応し精度が高いです。
x ≤ 0または標準偏差 ≤ 0の場合、#NUM!エラーが返されます。
製造業の寿命解析、金融のオプション価格計算、自然現象の雨量解析などで活用されます。
一般的なエラーと解決策
#NUM!エラー
Cause: x ≤ 0または標準偏差 ≤ 0
Solution: 全てのパラメータが正の数値であることを確認してください。
#VALUE!エラー
Cause: 非数値引数の指定
Solution: 数値以外の文字列、日付などを入力していないか確認
予期しない小数結果
Cause: パラメータの単位ミス
Solution: 平均・標準偏差のスケールを実際のデータに合わせる
注記
- 将来のExcelバージョンで非推奨になる可能性あり。LOGNORM.DISTへの移行を推奨
- x=1の場合、結果は正規分布の累積分布関数値と一致
- グラフ作成時はX軸を対数スケールで表示すると自然な形状になる
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 365