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LOGNORM.DIST 関数
概要
LOGNORM.DIST 関数は、指定された値の対数正規分布の累積分布関数または確率密度関数の値を計算します。ln(x) が正規分布に従う場合に使用され、対数変換データの統計分析に最適です。
構文
LOGNORM.DIST(x, 平均, 標準偏差, 関数形式)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| x | 数値 |
はい | 関数に代入する値 (x > 0) |
| 平均 | 数値 |
はい | ln(x) の平均値 |
| 標準偏差 | 数値 |
はい | ln(x) の標準偏差 (標準偏差 > 0) |
| 関数形式 | 論理値 |
はい | TRUE=累積分布関数, FALSE=確率密度関数 |
LOGNORM.DIST関数の使用
対数正規分布は、株価、降雨量、部品の故障時間など正の値のみを取るデータの分布をモデル化する際に使用します。この関数により、累積確率や確率密度を簡単に計算できます。
LOGNORM.DISTの一般的な例
累積分布関数の計算
=LOGNORM.DIST(3.5,1.2,0.3,TRUE)
x=3.5, 平均=1.2, 標準偏差=0.3 の累積分布関数値を計算。結果約0.039。
確率密度関数の計算
=LOGNORM.DIST(3.5,1.2,0.3,FALSE)
同じパラメータで確率密度関数値を計算。結果約0.018。
実務での使用例
=LOGNORM.DIST(B2,C2,D2,TRUE)
セルB2,C2,D2の値を用いて累積分布を計算し、リスク分析に活用。
よくある質問
TRUEを指定すると累積分布関数(CDF)、FALSEを指定すると確率密度関数(PDF)が計算されます。
#NUM! エラーが返されます。正の値のみ指定してください。
LOGNORM.DISTは確率から値を求め、LOGNORM.INVはその逆の値を求めます。
一般的なエラーと解決策
#NUM! エラー
Cause: x ≤ 0 または標準偏差 ≤ 0
Solution: すべての数値引数を正の値に修正してください
#VALUE! エラー
Cause: 引数に数値以外が指定された
Solution: 数値またはセル参照のみ使用してください
不正な関数形式
Cause: 4番目の引数がTRUE/FALSE以外
Solution: 論理値を正しく指定してください
注記
- 対数正規分布の式: LOGNORM.DIST(x,μ,σ) = NORM.S.DIST((LN(x)-μ)/σ)
- Excel 2010以前ではLOGNORMDIST関数を使用
- 金融分野でオプション価格計算に頻用
- 標準偏差は必ず正の値を指定
互換性
利用可能: Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2007以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2010+