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FORECAST.ETS関数
概要
FORECAST.ETS関数は、時系列データを用いた高度な予測分析を行うExcel関数です。指数三重平滑化(ETS)アルゴリズムを使用して、将来の特定日付における値を予測します。季節性やデータの欠損を自動検出・処理します。
構文
FORECAST.ETS(予測日付, 値, タイムライン, [季節性], [データ補完], [集計])
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 予測日付 | 日付 |
はい | 予測対象となる日付を指定します。 |
| 値 | 数値配列 |
はい | 履歴データの値範囲を指定します。 |
| タイムライン | 日付配列 |
はい | 値に対応する日付の時系列を指定します。 |
| 季節性 | 数値 |
いいえ | 季節周期を明示的に指定します(省略時は自動検出)。 |
| データ補完 | 数値 |
いいえ | 欠損値の処理方法を指定します。 |
| 集計 | 数値 |
いいえ | 重複日付データの集計方法を指定します。 |
FORECAST.ETS関数の使用
FORECAST.ETSは従来の線形回帰(FORECAST.LINEAR)を超える高度な時系列予測を提供します。販売データ、在庫管理、需要予測など、時間依存のデータを扱う場面で特に効果を発揮します。季節変動やトレンドを自動検出し、正確な将来予測を実現します。
FORECAST.ETSの一般的な例
月次売上予測
=FORECAST.ETS(DATE(2024,1,1), B2:B13, A2:A13)
過去12ヶ月の売上データから2024年1月の売上を予測します。季節性を自動検出。
週次データ(季節性指定)
=FORECAST.ETS(DATE(2024,12,31), C2:C53, B2:B53, 52)
週次データで年間季節性(52週)を指定して年末売上を予測。
欠損データ対応
=FORECAST.ETS(DATE(2025,6,30), 売上範囲, 日付範囲, 12, 1)
月次データで欠損値を平均補間し、半年後の売上を予測。
よくある質問
一般的なエラーと解決策
#VALUE! エラー
Cause: 値とタイムラインの要素数が一致しない
Solution: 両方の範囲が同じデータポイント数になるよう確認してください。
#NUM! エラー
Cause: タイムラインが時系列順でない
Solution: タイムラインを昇順に並べ替えてください。
#N/A エラー
Cause: 予測日付がタイムライン範囲内に含まれる
Solution: 将来の日付を指定してください。
注記
- タイムラインは必ず時系列順(昇順)に並べる必要があります。
- 値とタイムラインのデータポイント数は完全に一致させる。
- Excel 2016、Excel 2021、Microsoft 365で利用可能。
- サンプルファイル:https://download.microsoft.com/download/7/8/E/78E7FB59-A554-4586-B3F4-AEAEBC4036AF/Forecast_ets_example.xlsx
互換性
利用可能: Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Excel for Microsoft 365
利用不可: Excel 2013以前, Excel 2010, Excel 2007, Mac版Excel(一部制限)
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2016+, Excel for Microsoft 365