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CONFIDENCE.T 関数
概要
CONFIDENCE.T 関数は、スチューデントの t 分布を使用して母集団平均に対する信頼区間を計算します。標本データから得られる推定値の信頼性を統計的に評価するために使用されます。
構文
CONFIDENCE.T(α,標準偏差,標本数)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| α | Number |
はい | 信頼度を計算するための有意水準 (0 < α < 1)。信頼度は100*(1-α)%となります。 |
| 標準偏差 | Number |
はい | データ範囲の既知の母標準偏差 (>0) |
| 標本数 | Number |
はい | 観測データの標本数 (≥2) |
CONFIDENCE.T関数の使用
CONFIDENCE.T 関数は、標本データから母平均の信頼区間を求める際に使用します。有意水準αを指定することで、95%や99%などの信頼水準での区間幅を計算できます。品質管理や市場調査などで統計的信頼性を示す際に有効です。
CONFIDENCE.Tの一般的な例
基本的な信頼区間計算
=CONFIDENCE.T(0.05,1,50)
有意水準5%、標準偏差1、標本数50での母平均の信頼区間を計算。95%信頼水準の区間幅が得られます。
品質管理での使用例
=CONFIDENCE.T(0.01,STDEV(A1:A30),30)
製品寸法データの標準偏差と標本数30で、99%信頼水準の区間を計算。
よくある質問
CONFIDENCE.Tはt分布(小標本用)、CONFIDENCE.NORMは正規分布(大標本用)を使用します。小標本ではt分布がより正確です。
#DIV/0! エラーが返されます。信頼区間計算には最低2つのデータが必要です。
一般的なエラーと解決策
#NUM!
Cause: αが0以下または1以上、または標準偏差が0以下
Solution: αを0.01〜0.05などの適切な値に、標準偏差を正の値に設定
#DIV/0!
Cause: 標本数が1
Solution: 標本数を2以上にして再計算
#VALUE!
Cause: 引数に数値以外が指定
Solution: 全ての引数を数値で入力
注記
- 標本数が小さい場合(30未満)に特に有効
- 標準偏差は母集団の既知値を使用
- 非整数標本数は切り捨てられます
- Excel 2010以降でのみ利用可能
互換性
利用可能: Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2007以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2010+