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BETA.INV関数
概要
BETA.INV関数は、β累積確率分布の逆関数値を返します。指定した確率値に対応するx値を求め、プロジェクト管理や品質管理で確率分布の分位点を計算する際に使用されます。
構文
BETA.INV(確率,α,β,[A],[B])
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 確率 | 数値 |
はい | β分布における累積確率(0から1の間の値) |
| α | 数値 |
はい | β分布の形状パラメーター1 |
| β | 数値 |
はい | β分布の形状パラメーター2 |
| A | 数値 |
いいえ | 分布範囲の下限値(省略時は0) |
| B | 数値 |
いいえ | 分布範囲の上限値(省略時は1) |
BETA.INV関数の使用
BETA.INVは、β分布の累積確率から元の変数値を逆算します。プロジェクト計画で「90%の確率で完了する日数」を求めるなど、リスク評価や確率計算に最適です。
BETA.INVの一般的な例
基本的な使用例
=BETA.INV(0.685470581,8,10,1,3)
指定確率0.685に対応するβ分布の値を計算(結果:約2)
標準β分布(0-1範囲)
=BETA.INV(0.75,2,5)
標準β分布で75%分位点を求めます。
プロジェクト完了確率
=BETA.INV(0.95,5,2,10,50)
10-50日の範囲で95%完了確率の日数を計算。
よくある質問
BETA.DISTはx値から確率を計算、BETA.INVは確率からx値を逆算します。
標準β分布(範囲0から1)が使用されます。
プロジェクト管理、品質管理、リスク分析で確率分布の分位点を求める場合に使用します。
一般的なエラーと解決策
#NUM!エラー
Cause: 確率が0以下または1超、またはα/βが0以下
Solution: 確率を0-1の範囲に、αとβを正の値に修正
#VALUE!エラー
Cause: 引数に数値以外が指定されている
Solution: すべての引数を数値で入力
不正確な結果
Cause: BETA.DISTの計算精度依存
Solution: パラメーター値を適切に設定
注記
- Excel 2007以降で使用可能
- BETA.DIST関数と精度が連動
- A>Bの場合もエラーなしで処理
- 統計解析に特化した高度関数
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+