BESSELY関数

Excel 2007+

概要

BESSELY関数は、指定された次数nのウェーバー関数(ベッセル関数Yn(x))を計算します。工学や物理学の分野で振動解析や波動方程式の解に頻繁に使用される高度な数学関数です。

構文

BESSELY(x, n)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
x Number はい 関数に代入する実数値。負の値も使用可能。
n Number はい 関数の次数。負の値はエラーとなる。

BESSELY関数の使用

BESSELY関数は、構造解析、音響学、熱伝導などの分野でベッセル関数第2種が必要な場面で使用します。振動子の振幅計算や円筒状構造物の応力解析などで活用されます。

BESSELYの一般的な例

基本的な使用例

=BESSELY(2.5, 1)

x=2.5, n=1の条件下で第1次ウェーバー関数を計算。結果:0.145918138。振動解析でよく使用されるパターン。

次数0の計算

=BESSELY(1.5, 0)

x=1.5, n=0のゼロ次ベッセル関数第2種を計算。円筒波動解析に使用。

応用例:振動解析

=BESSELY(A1, B1)

セルA1にx値、B1に次数nを入力し、自動計算を実現。

よくある質問

小数点以下が切り捨てられ、整数部分のみが使用されます。例:1.7→1として計算。

可能です。ベッセル関数第2種は負の引数でも定義されています。

BESSELJは第1種ベッセル関数(J関数)、BESSELYは第2種(Y関数)です。用途により使い分けます。

一般的なエラーと解決策

#VALUE! エラー

Cause: xまたはnに数値以外を指定

Solution: 数値のみを入力してください。文字列や空白を避ける。

#NUM! エラー

Cause: nに負の数を指定

Solution: 次数nには0以上の値を指定してください。

#NUM!(x=0, n≤0)

Cause: xが0でnが0以下の場合

Solution: x>0またはn>0の組み合わせを使用。

注記

  • 次数nは通常0,1,2などの整数を使用
  • x=0かつn≤0の場合に#NUM!エラーが発生
  • 物理学では円筒座標系の問題解に多用
  • BESSELJ関数と組み合わせて位相解析が可能

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+