TBILLPRICE関数

Excel 2007+

概要

米国財務省短期証券(T-Bill)の額面100ドルあたりの価格を計算するExcel関数です。受渡日、満期日、割引率を指定して証券の現在価値を求めます。財務分析や債券価格計算に欠かせない機能です。

構文

TBILLPRICE(受渡日, 満期日, 割引率)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
受渡日 Date はい 証券の受渡日。DATE関数やセル参照で指定推奨。文字列入力はエラーの原因に。
満期日 Date はい 証券の満期日。受渡日より後の有効な日付を指定。
割引率 Number はい 年率割引率。小数またはパーセント形式で入力(例:0.09または9%)。

TBILLPRICE関数の使用

TBILLPRICE関数は、米国財務省短期証券の現在価格を計算します。通常、満期までの期間が1年以内の短期証券を対象とし、割引率に基づいて額面100ドルあたりの購入価格を算出。債券投資や財務モデリングで活用されます。

TBILLPRICEの一般的な例

基本的なT-Bill価格計算

=TBILLPRICE(DATE(2024,3,31),DATE(2024,6,1),0.09)

2024年3月31日受渡、6月1日満期、9%割引率のT-Bill価格を計算。結果は約98.45(100ドルあたり)。

セル参照を使用した実務例

=TBILLPRICE(A2,B2,C2)

A2:受渡日、B2:満期日、C2:割引率のセル値を参照してT-Bill価格を計算。実際の財務データと連携可能。

よくある質問

DATE(年,月,日)関数を使用するか、セルに正しい日付形式で入力してください。文字列(「2024/3/31」)はエラーを引き起こす可能性があります。

小数形式で指定します。9%の場合は0.09、5.5%の場合は0.055と入力してください。

#NUM!エラーが返されます。必ず受渡日<満期日の関係を満たしてください。

一般的なエラーと解決策

#NUM!エラー

Cause: 割引率が0以下、または受渡日>満期日、期間が1年超

Solution: 割引率を正の値に修正し、適切な日付関係を確認してください。

#VALUE!エラー

Cause: 無効な日付形式または文字列入力

Solution: DATE関数を使用して正しい日付シリアル値を指定してください。

小数点以下の結果が期待外れ

Cause: Excelの日付計算仕様

Solution: 結果は額面100ドルあたりの価格として正しく表示されます。

注記

  • 満期までの期間は1年以内が対象(366日超で#NUM!エラー)
  • 日付はExcelのシリアル値として自動処理されます
  • 整数以外の日付入力時は小数点以下が切り捨てられます
  • 実際の取引では手数料や税金が別途考慮されます

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可:

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+