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GAUSS 関数
概要
GAUSS関数は、標準正規分布(平均0、標準偏差1)の母集団において、平均値からz標準偏差以内の値を取る確率を計算します。統計解析で頻繁に使用される分布関数です。
構文
GAUSS(z)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| z | Number |
はい | 標準正規分布におけるz値(標準化された偏差量) |
GAUSS関数の使用
GAUSS関数は統計分析で標準正規分布の確率を求める際に使用します。z値を与えることで、分布の左側(平均値より小さい方)の累積確率を計算し、0.5を引いた値を返します。品質管理や仮説検定などで活用されます。
GAUSSの一般的な例
基本的な使用例
=GAUSS(2)
z=2の場合、標準正規分布で平均から2標準偏差以内の確率を計算(約0.47725)
品質管理での使用
=GAUSS(A1)
A1セルのz値を入力して規格内確率を計算
検定統計量の評価
=GAUSS(B1)-GAUSS(-B1)
両側確率を計算(対称性を活用)
よくある質問
GAUSS(z)はNORM.S.DIST(z,TRUE)から0.5を引いた値(標準正規分布の左側半分の確率)を返します。NORM.S.DIST(0,TRUE)は常に0.5のためです。
z引数に無効な数値(非数値や計算不能な値)を指定した場合に発生します。
平均0、標準偏差1の標準正規分布のみを扱います。
一般的なエラーと解決策
#NUM!エラー
Cause: z引数に無効な数値が指定されている
Solution: 数値のみを入力し、計算可能な範囲で指定してください
#VALUE!エラー
Cause: z引数が数値以外のデータ型
Solution: 数値または数値計算結果を正しく入力してください
#NAME?エラー
Cause: Excel 2013未満のバージョン
Solution: Excel 2013以降、またはMicrosoft 365をご使用ください
注記
- GAUSS(z) = NORM.S.DIST(z,TRUE) - 0.5 の関係があります
- z>0の場合、平均より大きい方の半分の確率を表します
- 対称性を利用:GAUSS(-z) = 1 - GAUSS(z)
- 大規模データ解析での前処理に有用
互換性
利用可能: Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2010, Excel 2007, Excel 2003, それ以前のバージョン
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2013+