FORECAST.ETS.SEASONALITY 関数

Excel 2016+, Excel for Microsoft 365

概要

FORECAST.ETS.SEASONALITY 関数は、時系列データの季節性を自動検出して整数で返します。指数三重平滑化 (ETS) アルゴリズムを使用して、データに含まれる周期パターンを分析し、最適な季節性期間を特定します。

構文

FORECAST.ETS.SEASONALITY(値, タイムライン, [データ補完], [集計])

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
数値配列 はい 季節性検出対象となる数値データ。連続した時系列値を指定します。
タイムライン 日付/時刻配列 はい 値に対応する時間軸。等間隔である必要があります。
データ補完 数値(0-1) いいえ データの欠損値処理方法を指定します。
集計 数値(1-3) いいえ 複数データ点の集計方法を指定します。

FORECAST.ETS.SEASONALITY関数の使用

FORECAST.ETS.SEASONALITY は、販売データやアクセスログなどの時系列データで季節パターンを自動検出する際に使用します。検出した季節性を FORECAST.ETS 関数の seasonality 引数に渡すことで、より正確な予測が可能になります。

FORECAST.ETS.SEASONALITYの一般的な例

月次販売データの季節性検出

=FORECAST.ETS.SEASONALITY(B2:B25, A2:A25)

過去24ヶ月の月次販売データから自動的に季節性期間(通常12)を検出します。

欠損データを含む場合

=FORECAST.ETS.SEASONALITY(B2:B25, A2:A25, 1)

欠損データを線形補間して季節性を検出します。

よくある質問

データ期間が短すぎるか、明確な周期パターンがない場合、1を返します。少なくとも2周期分のデータが必要です。

日次、週次、月次など等間隔であれば自動認識されます。

一般的なエラーと解決策

#VALUE! エラー

Cause: 値とタイムラインの要素数が一致しない

Solution: 両方の範囲が同じ行数になるよう調整してください。

0が返される

Cause: 検出可能な季節性がない

Solution: データ期間を延長するか、FORECAST.ETS に手動で季節性を指定してください。

注記

  • Excel 2016 以降および Microsoft 365 で使用可能
  • 検出される主な季節性:7,10,12,14,24,26など
  • タイムラインは昇順でソートされている必要があります
  • 検出された値を FORECAST.ETS の seasonality 引数に使用
  • サンプルファイル:Forecast_ets_example.xlsx

互換性

利用可能: Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Excel for Microsoft 365

利用不可: Excel 2013 以前, Excel for Mac 2011, Excel Online(一部制限)

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2016+, Excel for Microsoft 365