TDIST関数

Excel 2007+, Excel 2010+, Excel 2013+, Excel 2016+, Excel 2019+, Excel 365+

概要

TDIST関数はスチューデントのt分布に基づく確率値を計算します。統計分析で仮説検定を行う際に使用され、片側または両側の分布確率を求めます。この関数は新しいT.DIST系関数で置き換え推奨されています。

構文

TDIST(x, 自由度, 尾部)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
x Number はい t値として使用する数値(正の値)
自由度 Integer はい 標本の自由度を指定
尾部 Integer はい 分布の種類(1または2)

TDIST関数の使用

TDIST関数は少量のサンプルデータから得られるt値を基に、信頼区間や有意性を判定します。尾部を指定することで片側検定または両側検定に対応し、研究や品質管理で活用されます。

TDISTの一般的な例

両側分布の確率計算

=TDIST(1.96,60,2)

自由度60での両側5%有意水準の確率を計算(約5.46%)

片側分布の確率計算

=TDIST(1.96,60,1)

自由度60での片側確率を計算(約2.73%)

よくある質問

下位互換性で利用可能ですが、T.DIST.2TおよびT.DIST.RT関数への移行を推奨します。

xには正の値を指定。負の値の場合はTDIST(-x,自由度,1)=1-TDIST(x,自由度,1)の関係を利用。

一般的なエラーと解決策

#NUM! エラー

Cause: 自由度<1、尾部が1または2以外、x<0

Solution: パラメータの範囲を確認し修正

#VALUE! エラー

Cause: 数値以外の引数

Solution: 全ての引数に数値または参照を指定

注記

  • 尾部=1:P(X>x)の片側確率
  • 尾部=2:P(|X|>x)の両側確率
  • 自由度と尾部は整数として切り捨て処理
  • 新しいT.DIST関数群の使用を推奨

互換性

利用可能: Excel 2007+, Excel 2010+, Excel 2013+, Excel 2016+, Excel 2019+, Excel 365+

利用不可:

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+, Excel 2010+, Excel 2013+, Excel 2016+, Excel 2019+, Excel 365+