NEGBINOMDIST関数

Excel 2007+

概要

NEGBINOMDIST関数は負の二項分布の確率を計算します。指定した成功回数達成前に発生する失敗回数の確率を求め、統計分析や品質管理で活用されます。

構文

NEGBINOMDIST(失敗数, 成功数, 成功率)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
失敗数 Number はい 成功到達前に発生する失敗回数(0以上)
成功数 Number はい 達成すべき成功回数(1以上)
成功率 Number はい 各試行の成功確率(0~1の間)

NEGBINOMDIST関数の使用

NEGBINOMDISTは、一定回数の成功を得るまでに発生する失敗回数の確率を計算します。製造業の不良品検査、営業活動の成約予測、人事採用プロセスなどで活用され、事前計画立案に役立ちます。

NEGBINOMDISTの一般的な例

採用プロセス例

=NEGBINOMDIST(10,5,0.25)

有資格者5名採用までに10人の無資格者を面接する確率(成功率25%)を計算。結果:0.0550。

品質検査例

=NEGBINOMDIST(15,8,0.3)

良品8個確認までに15個不良品が出る確率(良品率30%)を計算。

営業成約例

=NEGBINOMDIST(20,10,0.2)

成約10件獲得までに20件の不成立が発生する確率(成約率20%)。

よくある質問

NEGBINOMDISTは旧バージョンで下位互換性のために残されています。新バージョンNEGBINOM.DISTは精度向上と累積分布オプションを追加。

指定成功数達成に失敗なしで到達する確率を計算します。

可能です。小数点以下は切り捨てられて整数として処理されます。

一般的なエラーと解決策

#NUM!エラー

Cause: 成功率が0未満または1超、失敗数<0、成功数<1

Solution: パラメータ範囲を確認:失敗数≥0、成功数≥1、0≤成功率≤1

#VALUE!エラー

Cause: 数値以外の引数

Solution: 全ての引数に数値またはセル参照を入力

注記

  • 将来バージョンで非推奨になる可能性あり。NEGBINOM.DIST推奨。
  • 独立試行を前提(各試行が互いに影響しない)。
  • 数式:P(X=x) = C(x+r-1, x) × p^r × (1-p)^x
  • 製造・人事・営業など複数分野で活用可能

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+