CONCATENATE関数

Excel 2007+

概要

CONCATENATE関数は、複数のテキスト文字列、数値、またはセル参照を1つの文字列として結合する文字列関数です。Excel 2016以降ではCONCAT関数に置き換えられましたが、下位互換性のために引き続き使用可能です。最大255項目まで結合でき、合計8,192文字まで対応します。

構文

CONCATENATE(文字列1, [文字列2], ...)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
文字列1 Any はい 結合対象の最初の項目。テキスト、数値、セル参照を指定可能。
文字列2,... Any いいえ 追加の結合項目。最大255項目まで指定可能(合計8192文字以内)。

CONCATENATE関数の使用

CONCATENATE関数は、名前と姓の結合、住所の作成、ラベル生成など、複数のテキスト要素を1つにまとめる際に使用します。&演算子よりも複数の項目を一度に結合する際に便利です。

CONCATENATEの一般的な例

基本的な名前結合

=CONCATENATE(B2," ",C2)

セルB2(例:Andreas)とC2(例:Hauser)をスペースで連結し「Andreas Hauser」を作成。

文の自動生成

=CONCATENATE("来期の",A3,"に対する輸出伸び率は",A4,"%と予想される")

複数セルと固定文字列を結合し「来期の北米市場に対する輸出伸び率は32%と予想される」を生成。

住所ラベル作成

=CONCATENATE(A2,", ",B2," ",C2)

番地、番地名、建物名をコンマとスペースで連結した住所ラベルを作成。

住所結合(&演算子使用)

=A2&" & "&B2

CONCATENATEを使わず&演算子で「Fourth & Pine」を作成。

よくある質問

CONCATENATEは従来関数でExcel 2016以降でCONCATに置き換え推奨。CONCATは空セルを無視する点が異なります。

少数の結合なら&演算子が簡潔。多数の項目を一度に結合する場合はCONCATENATEが便利です。

最大255項目まで指定可能ですが、合計文字数は8,192文字以内に収める必要があります。

一般的なエラーと解決策

結果に二重引用符が含まれる

Cause: テキスト引数間にコンマを入れ忘れ

Solution: =CONCATENATE("Hello","World")のようにコンマで項目を区切る

単語がくっついてしまう

Cause: テキスト間にスペースがない

Solution: スペースを明示的に追加:=CONCATENATE("Hello"," ","World")

#NAME? エラー

Cause: テキストに二重引用符がない

Solution: テキストは必ず二重引用符で囲む:="テキスト"

注記

  • Excel 2016以降はCONCAT関数推奨(空セル無視)
  • &演算子の方が高速で読みやすい場合が多い
  • 合計文字数制限(8192文字)に注意
  • 数値結合時はTEXT関数併用で書式制御可能

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可:

コンテンツ最終レビュー: December 8, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+