IMPRODUCT関数

Excel 2007+

概要

IMPRODUCT関数は、文字列形式("x+yi"または"x+yj")で指定された1~255個の複素数の積を計算して返します。工学・科学分野での複素数演算に最適です。

構文

IMPRODUCT(複素数1, [複素数2], ...)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
複素数1 Complex はい 積計算の最初の複素数。"3+4i"形式で指定
[複素数2], ... Complex いいえ 追加の複素数(最大255個)。実数も指定可能

IMPRODUCT関数の使用

IMPRODUCTは複素数の乗算を効率的に行う関数です。電気工学、信号処理、物理学などで頻繁に使用され、複数の複素数を一度に掛け合わせる際に便利です。COMPLEX関数と組み合わせることで、実数から簡単に複素数を作成できます。

IMPRODUCTの一般的な例

基本的な複素数乗算

=IMPRODUCT("3+4i","5-3i")

2つの複素数の積を計算(結果:27+11i)

複素数と実数の乗算

=IMPRODUCT("1+2i",30)

複素数と実数30の積を計算(結果:30+60i)

COMPLEX関数との連携

=IMPRODUCT(COMPLEX(3,4),COMPLEX(5,-3))

COMPLEX関数で作成した複素数の積

よくある質問

最大255個の複素数を指定できます。

はい、実数は自動的に複素数として扱われます。

"実部+虚部i"の形式(例:"3+4i")で指定します。

一般的なエラーと解決策

#NUM! エラー

Cause: 複素数の形式が不正

Solution: "x+yi"または"x+yj"の正しい形式で入力してください

#VALUE! エラー

Cause: 引数の数が多すぎる

Solution: 255個以内の引数にしてください

注記

  • COMPLEX関数で実数から複素数を作成可能
  • IMDIV関数と組み合わせて複素除算も可能
  • IMABS関数で複素数の絶対値を計算
  • 大規模な乗算では計算精度に注意

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+