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NPER関数
概要
NPER関数は、一定の利率で定額の定期支払いを行う投資に必要な期間(期間数)を計算します。ローン返済期間や貯蓄目標達成までの期間を求める際に使用します。
構文
NPER(利率, 定期支払額, 現在価値, [将来価値], [型])
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 利率 | Number |
はい | 投資期間中の各期間利率(年利/12で月次) |
| 定期支払額 | Number |
はい | 各期間の固定支払額(元金+利息) |
| 現在価値 | Number |
はい | 現在の投資価値(一括払い相当額) |
| 将来価値 | Number |
いいえ | 最終残高(省略時は0) |
| 型 | Number |
いいえ | 0=期末、1=期首 |
NPER関数の使用
NPER関数は、一定条件での投資・ローン返済に必要な期間を求める財務関数です。住宅ローンや投資計画で「いつ完済できるか」「目標額到達まで何年かかるか」を計算します。PV関数など他の財務関数と組み合わせて使用します。
NPERの一般的な例
月次積立投資の期間計算
=NPER(A2/12, A3, A4, A5, 1)
年利12%、月100円積立、現在価値1000円、目標1万円、期首払いで必要な月数を計算。結果:約59.67ヶ月。
住宅ローンの返済期間
=NPER(A2/12, A3, A4)
年利を月次に変換し、月返済額と借入額から完済までの月数を計算(将来価値0)。
期末払いとの比較
=NPER(A2/12, A3, A4, A5)
同じ条件で期末払いの場合、約60.08ヶ月必要。
よくある質問
利率、支払額、現在価値の符号が不整合の場合に発生します。投資なら現在価値を負、支払額を負に設定してください。
月次計算時は年利/12、年次計算時はそのまま使用。期間単位を統一してください。
0(期末):通常の月末払い、1(期首):月初払い。1の方が期間が短くなります。
一般的なエラーと解決策
#NUM! エラー
Cause: 利率が極端に高く、収束しない場合
Solution: 利率を現実的な範囲(年利0-50%程度)に調整
#VALUE! エラー
Cause: 非数値引数
Solution: すべての引数を数値で入力
予期せぬ長い期間
Cause: 支払額が小さすぎる
Solution: 支払額を増やすか利率を下げる
注記
- 支払額には手数料・税金を含めない
- 負債は正、現在価値は負の符号で入力
- Excel 2007以降で使用可能
- RATE関数と組み合わせて最適利率探索可能
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+