クイックナビゲーション
BINOM.DIST.RANGE 関数
概要
BINOM.DIST.RANGE 関数は、二項分布に基づいて指定した成功回数範囲の確率を計算します。統計分析や品質管理で特定の成功範囲の発生確率を求める際に使用します。
構文
BINOM.DIST.RANGE(試行回数,成功率,成功数,[成功数2])
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 試行回数 | Number |
はい | 独立試行の総回数。0以上の整数を指定 |
| 成功率 | Number |
はい | 各試行の成功確率。0以上1以下の値 |
| 成功数 | Number |
はい | 計算対象の成功回数。0以上試行回数以下 |
| 成功数2 | Number |
いいえ | 範囲の上限成功回数。成功数以上試行回数以下 |
BINOM.DIST.RANGE関数の使用
BINOM.DIST.RANGEは、二項分布の特定の成功回数または範囲の確率を効率的に計算します。品質管理、市場調査、A/Bテストなどで期待される結果範囲の確率を評価する際に活用されます。
BINOM.DIST.RANGEの一般的な例
単一成功回数の確率
=BINOM.DIST.RANGE(60,0.75,48)
60回試行で48回成功する確率(約8.4%)を計算。品質管理で合格ライン到達確率を評価。
成功回数範囲の確率
=BINOM.DIST.RANGE(60,0.75,45,50)
60回試行で45~50回成功する確率(約52.4%)を計算。許容範囲内の合格確率を算出。
よくある質問
成功数と同数の単一成功回数の確率が返されます。
小数点以下が切り捨てられて整数として処理されます。
BINOM.DISTは単一確率、BINOM.DIST.RANGEは範囲確率を計算します。
一般的なエラーと解決策
#NUM! エラー
Cause: 試行回数が負、成功率が0超1未満外、成功数が範囲外
Solution: 各引数の制約条件(0≤成功率≤1、0≤成功数≤試行回数)を確認
#VALUE! エラー
Cause: 引数に数値以外が指定された
Solution: すべての引数を数値で入力
注記
- Excel 2010以降で利用可能
- 整数以外は切り捨て処理
- 二項分布の確率質量関数を内部計算
- 大規模試行回数でも高速処理
互換性
利用可能: Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2007以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2010+