IMARGUMENT 関数

Excel 2007+

概要

IMARGUMENT関数は、複素数の引数(角度θ)をラジアン単位で返します。複素数平面上の点の原点からの角度を計算し、工学・数学分野での複素数解析に不可欠な関数です。

構文

IMARGUMENT(複素数)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
複素数 Complex はい 実部と虚部からなる複素数。"x+yi"形式またはCOMPLEX関数で指定

IMARGUMENT関数の使用

IMARGUMENT関数は複素数の角度成分を抽出します。z = x + yi の複素数に対し、θ = atan2(y, x) を計算しラジアンで返します。電気工学、信号処理、数学解析で頻用されます。

IMARGUMENTの一般的な例

基本的な角度計算

=IMARGUMENT("3+4i")

3+4iの角度を計算(約0.927ラジアン、約53.13度)

COMPLEX関数との連携

=IMARGUMENT(COMPLEX(1,1))

1+iの45度(π/4ラジアン)を計算

実数入力時の動作

=IMARGUMENT(5)

純実数5+0iの角度は0ラジアン

よくある質問

複素数の原点からの角度をラジアン単位で返します(-πからπの範囲)。

=DEGREE(IMARGUMENT(複素数)) でラジアンを度に変換します。

"3+4i"形式の文字列、またはCOMPLEX関数で作成した参照です。

一般的なエラーと解決策

#NUM!エラー

Cause: 無効な複素数形式

Solution: COMPLEX関数を使用して正しい複素数を作成

#VALUE!エラー

Cause: 数値以外の入力

Solution: 文字列形式"x+yi"またはCOMPLEX関数を確認

注記

  • 戻り値は常に-π ≤ θ ≤ π の範囲
  • 純実数では0を、純虚数では±π/2を返します
  • IMABSと組み合わせると極形式(r, θ)に変換可能

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+