ODDLYIELD関数

Excel 2007+

概要

最終利払い期間の日数が標準期間と異なる債券や証券の利回りを計算します。最終クーポン期間が不規則な場合に使用する高度な財務関数で、正確な利回り計算を可能にします。

構文

ODDLYIELD(受渡日, 満期日, 最終利払日, 利率, 価格, 償還価額, 頻度, [基準])

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
受渡日 Date はい 証券購入の受渡日を指定。DATE関数使用推奨。
満期日 Date はい 証券の最終償還日。
最終利払日 Date はい 最後の利息支払日。最終期間が不規則の場合に重要。
利率 Number はい 債券のクーポンレート(例:0.0375 = 3.75%)。
価格 Number はい 現在市場価格。額面100基準で計算。
償還価額 Number はい 満期時の償還額(通常100)。
頻度 Number はい 支払頻度:1(年1回)、2(半年ごと)、4(四半期)。
基準 Number いいえ 日数計算方法を選択。省略時は0(30/360 NASD)。

ODDLYIELD関数の使用

ODDLYIELD関数は、最終利払い期間が通常の利払い間隔と異なる不規則な債券の利回りを計算します。最終クーポン期間が短い/長い債券、または利払いスケジュールが特殊な証券の正確な利回り分析に使用します。

ODDLYIELDの一般的な例

基本的な使用例

=ODDLYIELD(DATE(2008,4,20), DATE(2008,6,15), DATE(2007,12,24), 0.0375, 99.875, 100, 2, 0)

2008年4月20日受渡、6月15日満期、最終利払日12月24日、利率3.75%、価格99.875、償還100、半年ごと利払い、30/360基準で利回り計算。結果:約4.52%

四半期利払いの例

=ODDLYIELD(A2,B2,C2,D2,E2,F2,4,1)

四半期利払いの不規則最終期間債券の利回り計算。実際の日数/実際の日数基準を使用。

よくある質問

満期日 > 受渡日 > 最終利払日という条件が必要です。条件を満たさない場合は#NUM!エラーになります。

DATE(年,月,日)関数を使用するか、数式の結果として指定してください。文字列入力はエラーの原因になります。

日数計算基準を指定:0=30/360(NASD)、1=実日/実日、2=実日/360、3=実日/365、4=30/360(欧州)。

一般的なエラーと解決策

#NUM!エラー

Cause: 満期日 ≤ 受渡日、または受渡日 ≤ 最終利払日。または利率<0、価格≤0、基準が0-4以外。

Solution: 日付の順序と数値の正しさを確認し、正しい値を入力してください。

#VALUE!エラー

Cause: 無効な日付が指定された。

Solution: DATE関数を使用して正しい日付シリアル値を入力してください。

小数結果が期待と異なる

Cause: 基準日数計算方法の違い。

Solution: 適切な基準値(0-4)を選択してください。

注記

  • 日付は必ずDATE関数または数式で指定。文字列はエラーの原因に。
  • 償還価額は通常100(額面100基準)。
  • 頻度:1=年1回、2=半年、4=四半期のみ有効。
  • Excel内部で日付をシリアル値として処理。1900/1/1=1。
  • 最終クーポン期間が通常期間と異なる場合にのみ使用。標準期間ならYIELD関数を使用。

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+