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ODDLPRICE関数 - 最終利払期間が短い債券の価格計算
概要
最終利払期間の日数が半端な証券(オッド債券)の額面100単位あたりの価格を計算します。受渡日、満期日、最終利払日などを基に正確な債券価格を求めます。
構文
ODDLPRICE(受渡日, 満期日, 最終利払日, 利率, 利回り, 償還価額, 頻度, [基準])
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 受渡日 | Date |
はい | 証券の受渡日。発行日以降に買い手に引き渡される日付です。DATE関数で入力推奨。 |
| 満期日 | Date |
はい | 証券の満期日。最終の支払期日です。 |
| 最終利払日 | Date |
はい | 最後の利払いが実行される日付。 |
| 利率 | Number |
はい | 証券の年利率。小数形式(例:0.0375 = 3.75%)で入力。 |
| 利回り | Number |
はい | 証券の年間利回り。小数形式で入力。 |
| 償還価額 | Number |
はい | 額面100に対する償還額。通常は100。 |
| 頻度 | Number |
はい | 年間の利息支払回数。1=年1回、2=半年ごと、4=四半期。 |
| 基準 | Number |
いいえ | 日数計算の基準。0=30/360(NASD)、1=実日数/実日数、2=実日数/360、3=実日数/365、4=30/360(欧州)。 |
ODDLPRICE関数の使用
ODDLPRICE関数は、最終利払期間が通常期間と異なるオッド債券の価格計算に特化しています。債券トレーダーや財務アナリストが正確な債券評価を行う際に必須の関数です。日付は必ずDATE関数を使用してシリアル値として入力してください。
ODDLPRICEの一般的な例
基本的なオッド債券価格計算
=ODDLPRICE(DATE(2008,2,7), DATE(2008,6,15), DATE(2007,10,15), 0.0375, 0.0405, 100, 2, 0)
2008年2月7日受渡、6月15日満期、最終利払日2007年10月15日、年利3.75%、利回り4.05%、半年利払、30/360基準で価格計算。結果:99.88。
四半期利払いのオッド債券
=ODDLPRICE(A2, B2, C2, D2, E2, 100, 4, 1)
セル参照を使用した四半期利払いのオッド債券価格計算(実日数/実日数基準)。
よくある質問
DATE関数を使用してシリアル値で入力してください。例:DATE(2008,2,7)。文字列入力はエラーの原因となります。
1=年1回、2=半年ごと、4=四半期ごとです。
0=30/360(NASD)、1=実日数/実日数、2=実日数/360、3=実日数/365、4=30/360(欧州方式)。
一般的なエラーと解決策
#NUM! エラー
Cause: 利率または利回りが負の値、または満期日>受渡日>最終利払日の条件が満たされていない
Solution: 全引数を確認し、正しい日付順序と正の値を入力してください。
#VALUE! エラー
Cause: 無効な日付が入力されている
Solution: DATE関数を使用して正しい日付シリアル値を入力してください。
#NUM!(基準値)
Cause: 基準値が0〜4の範囲外
Solution: 基準値は0、1、2、3、4のいずれかを指定してください。
注記
- 受渡日は必ず発行日より後の日付を指定
- 償還価額は通常額面100に対する値
- 日付計算ではExcelのシリアル値を使用
- 金融機関での債券価格検証に最適
- ODDFPRICE関数と組み合わせて使用可能
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+