STANDARDIZE 関数

Excel 2007+

概要

STANDARDIZE関数は、指定された平均値と標準偏差を持つ分布に対して、与えられた数値を正規化(標準化)した値を返します。統計解析でデータの標準化に使用され、Zスコアを計算します。

構文

STANDARDIZE(x, 平均, 標準偏差)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
x 数値 はい 正規化する数値です。
平均 数値 はい 対象分布の算術平均(相加平均)を指定します。
標準偏差 数値 はい 対象分布の標準偏差を指定します。

STANDARDIZE関数の使用

STANDARDIZE関数は統計解析においてデータを標準正規分布に変換するために使用されます。異なる単位やスケールのデータを比較する際に有効で、Zスコアとして知られる標準化値を計算します。

STANDARDIZEの一般的な例

基本的な標準化計算

=STANDARDIZE(42,40,1.5)

平均40、標準偏差1.5の分布で42を標準化すると1.333が返されます。

テストスコアの標準化

=STANDARDIZE(B2,$B$10,$B$11)

生徒のテストスコアをクラスの平均と標準偏差で標準化します。

売上データの比較

=STANDARDIZE(C2,AVERAGE(C:C),STDEV(C:C))

各月の売上をその月の平均・標準偏差で標準化して比較します。

よくある質問

#NUM! エラーが返されます。正の標準偏差値を指定してください。

Zスコア = (x - 平均) / 標準偏差 の計算を行います。

はい、数値であれば整数・小数どちらでも使用可能です。

一般的なエラーと解決策

#NUM! エラー

Cause: 標準偏差が0以下の場合

Solution: 正の値を標準偏差に指定してください。

#VALUE! エラー

Cause: 引数に数値以外が指定された場合

Solution: 全ての引数に数値を入力してください。

注記

  • 標準化値は平均0、標準偏差1の正規分布に従います。
  • 複数のデータセットを比較する際に特に有用です。
  • NORM.S.INV関数と組み合わせてパーセンタイル値を求めることも可能です。

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+