PROB関数

Excel 2007+

概要

PROB関数は、指定した範囲内の値が特定の数値範囲に収まる確率を計算します。離散確率分布に基づく確率計算に最適で、統計分析やリスク評価で頻繁に使用されます。

構文

PROB(x範囲,確率範囲,[下限],[上限])

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
x範囲 範囲 はい 確率範囲と対応する数値を含む配列またはセル範囲を指定します。
確率範囲 範囲 はい x範囲の各数値に対応する確率値(0~1)を指定します。
下限 数値 いいえ 計算対象の下限値を指定します。
上限 数値 いいえ 計算対象の上限値を指定します。

PROB関数の使用

PROB関数は離散確率分布の特定の範囲に対する確率を求める関数です。品質管理、試験合格率計算、リスク分析などで活用されます。確率範囲の合計は必ず1になるよう設定する必要があります。

PROBの一般的な例

基本的な使用例:特定の値の確率

=PROB(A3:A6,B3:B6,2)

xが2である確率を計算(結果:0.1)。下限のみ指定し、上限省略時はその値の確率のみ計算。

範囲指定:複数値の確率

=PROB(A3:A6,B3:B6,1,3)

xが1から3までの範囲に収まる確率を計算(結果:0.8)。品質検査合格率などに適用。

よくある質問

#NUM! エラーが発生します。確率範囲の合計は必ず1になるよう調整してください。

下限の値と完全に等しい場合の確率のみ計算されます。

一般的なエラーと解決策

#NUM! エラー

Cause: 確率範囲に0以下の値または1より大きい値が含まれている、または合計が1でない

Solution: 確率値を0以上1以下に修正し、合計が1になるよう調整してください。

#N/A エラー

Cause: x範囲と確率範囲の要素数が一致しない

Solution: 両範囲のセル数を同じにしてください。

注記

  • 確率範囲は必ず0以上1以下の値で、合計は1である必要があります。
  • x範囲の値は重複可能です。
  • 範囲指定がない場合は厳密な一致のみ計算されます。
  • 連続分布にはBINOM.DIST関数などを使用してください。

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+