クイックナビゲーション
PROB関数
概要
PROB関数は、指定した範囲内の値が特定の数値範囲に収まる確率を計算します。離散確率分布に基づく確率計算に最適で、統計分析やリスク評価で頻繁に使用されます。
構文
PROB(x範囲,確率範囲,[下限],[上限])
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| x範囲 | 範囲 |
はい | 確率範囲と対応する数値を含む配列またはセル範囲を指定します。 |
| 確率範囲 | 範囲 |
はい | x範囲の各数値に対応する確率値(0~1)を指定します。 |
| 下限 | 数値 |
いいえ | 計算対象の下限値を指定します。 |
| 上限 | 数値 |
いいえ | 計算対象の上限値を指定します。 |
PROB関数の使用
PROB関数は離散確率分布の特定の範囲に対する確率を求める関数です。品質管理、試験合格率計算、リスク分析などで活用されます。確率範囲の合計は必ず1になるよう設定する必要があります。
PROBの一般的な例
基本的な使用例:特定の値の確率
=PROB(A3:A6,B3:B6,2)
xが2である確率を計算(結果:0.1)。下限のみ指定し、上限省略時はその値の確率のみ計算。
範囲指定:複数値の確率
=PROB(A3:A6,B3:B6,1,3)
xが1から3までの範囲に収まる確率を計算(結果:0.8)。品質検査合格率などに適用。
よくある質問
#NUM! エラーが発生します。確率範囲の合計は必ず1になるよう調整してください。
下限の値と完全に等しい場合の確率のみ計算されます。
一般的なエラーと解決策
#NUM! エラー
Cause: 確率範囲に0以下の値または1より大きい値が含まれている、または合計が1でない
Solution: 確率値を0以上1以下に修正し、合計が1になるよう調整してください。
#N/A エラー
Cause: x範囲と確率範囲の要素数が一致しない
Solution: 両範囲のセル数を同じにしてください。
注記
- 確率範囲は必ず0以上1以下の値で、合計は1である必要があります。
- x範囲の値は重複可能です。
- 範囲指定がない場合は厳密な一致のみ計算されます。
- 連続分布にはBINOM.DIST関数などを使用してください。
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+