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CHISQ.DIST.RT 関数
概要
CHISQ.DIST.RT 関数は、カイ二乗分布の右側尾部の確率値を返します。この関数は統計分析でχ²検定を実行する際に使用され、観測データと期待値の差異を評価します。仮説検定のp値を計算するために重要です。
構文
CHISQ.DIST.RT(x,自由度)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| x | Numeric |
はい | χ²分布を評価するための値。必ず正の数値を指定してください。 |
| 自由度 | Numeric |
はい | 分布の自由度。正の整数で、1から10^10までの範囲で指定します。 |
CHISQ.DIST.RT関数の使用
CHISQ.DIST.RTは、カイ二乗分布の右側尾確率を計算し、主にχ²適合度検定や独立性検定で使用されます。観測頻度と期待頻度の差異から仮説の有意性を判定します。p値が小さければ帰無仮説を棄却します。
CHISQ.DIST.RTの一般的な例
基本的なχ²検定例
=CHISQ.DIST.RT(18.307,10)
χ²値18.307、自由度10での右側確率を計算。結果約0.05で5%水準で有意。
適合度検定例
=CHISQ.DIST.RT(B10,C10)
セルB10にχ²統計量、C10に自由度を格納しp値を計算。
よくある質問
CHISQ.DIST.RTは右側尾確率(1-累積分布)を返し、CHISQ.DISTは累積分布関数値または確率密度を返します。検定では通常右側尾を使用します。
小数点以下は切り捨てられ整数として扱われますが、正確な分析のため整数を指定してください。
一般的なエラーと解決策
#VALUE! エラー
Cause: xまたは自由度に数値以外が指定された
Solution: 両方の引数に正しい数値を入力してください。
#NUM! エラー
Cause: 自由度が1未満または10^10を超える
Solution: 自由度を1から10^10の範囲の正の整数に設定してください。
注記
- xは0以上の値を推奨
- 自由度1未満または10^10超で#NUM!エラー
- Excel 2010以降でのみ使用可能
- 片側検定(右側尾)に特化
互換性
利用可能: Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2007以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2010+