ERF関数

Excel 2007+

概要

ERF関数は、指定した下限から上限までの範囲で誤差関数の積分値を計算します。統計解析や確率計算で重要な正規分布の誤差関数をExcelで簡単に扱えます。上限を省略すると0から下限までの積分値が返されます。

構文

ERF(下限,[上限])

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
下限 数値 はい 誤差関数積分計算の下限値。数値以外を指定すると#VALUE!エラー
上限 数値 いいえ 誤差関数積分計算の上限値。省略時は0から下限まで積分

ERF関数の使用

ERF関数は正規分布の確率計算や統計解析で頻繁に使用されます。品質管理、科学計算、金融リスク分析などで誤差関数の値を正確に求める際に活用。ERFC関数と組み合わせて補完確率も計算可能。

ERFの一般的な例

基本的なERF計算

=ERF(0.745)

0から0.745までの誤差関数積分値を計算(結果:0.70792892)

範囲指定のERF計算

=ERF(1,2)

1から2までの範囲で誤差関数を積分

よくある質問

上限を省略すると、自動的に0から下限までの範囲で誤差関数が積分されます。

ERFは誤差関数の積分値、ERFCは1からその補数値(尾部確率)を返します。

一般的なエラーと解決策

#VALUE!エラー

Cause: 下限または上限に数値以外を指定

Solution: 両方の引数に正しい数値を入力してください

注記

  • Excel 2007以降で利用可能
  • 大規模数値でも高い精度を保持
  • ERF.PRECISE関数(Excel 2010+)と併用でより精密な計算が可能
  • 統計ソフトウェアからのExcel移行に最適

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+