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CUMPRINC関数
概要
CUMPRINC関数は、指定した期間におけるローンの元金返済累計額を計算します。開始期から終了期までの元金部分のみの合計を返し、利息部分は含みません。住宅ローンや自動車ローンの返済スケジュール作成に最適です。
構文
CUMPRINC(利率, 期間, 現在価値, 開始期, 終了期, 型)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 利率 | Number |
はい | 貸付期間を通じて一定の利率(年利12%なら0.12) |
| 期間 | Number |
はい | 総支払回数(月払い30年なら360) |
| 現在価値 | Number |
はい | 現在の借入額(ローン総額) |
| 開始期 | Number |
はい | 計算開始の期番号(1から開始) |
| 終了期 | Number |
はい | 計算終了の期番号 |
| 型 | Number |
はい | 0=期末支払い、1=期首支払い |
CUMPRINC関数の使用
CUMPRINCはローンのアンベートメント(元利均等返済)における元金部分のみを期間指定で集計します。PMT関数で計算した月々支払額から元金部分を正確に把握でき、返済進捗管理や資金計画に欠かせません。利率と期間の時間単位を必ず一致させてください。
CUMPRINCの一般的な例
2年目の元金累計(月払い)
=CUMPRINC(A2/12,A3*12,A4,13,24,0)
年利9%、30年125万円ローンで13-24ヶ月(2年目)の元金合計。月次利率・期間に変換して計算。結果は負値で借方表示。
初月元金計算
=CUMPRINC(A2/12,A3*12,A4,1,1,0)
ローン初月の元金部分のみを計算。最初は利息が多く元金は少なくなります。
よくある質問
年利12%・月払いの場合、利率=0.12/12、期間=年数×12で月単位統一。年払いなら利率=0.12、期間=年数で統一。
現金支出(返済)を表すため負値。表示用にABS関数で絶対値化可能。
#NUM!エラー。開始期≤終了期、両方≥1である必要があります。
一般的なエラーと解決策
#NUM!エラー
Cause: 利率≤0、期間≤0、現在価値≤0、または開始期>終了期
Solution: 全数値を正にし、開始期≤終了期を確認。型は0または1のみ。
#VALUE!エラー
Cause: 引数にテキストや不適切な値
Solution: 数値のみ入力。セル参照時は数値形式確認。
注記
- 月次計算時は必ず利率/12、期間×12変換
- CUMIPMT関数と併用で利息・元金両方分析
- 型=0(期末)が一般的な住宅ローン
- Excel 2007以降で使用可能
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+