COUPDAYSNC関数

Excel 2007+

概要

COUPDAYSNC関数は、証券の受渡日から次の利払日までの日数を計算します。債券や固定利回り証券の利息計算に欠かせない関数で、正確なキャッシュフロー分析を可能にします。

構文

COUPDAYSNC(受渡日, 満期日, 頻度, [基準])

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
受渡日 Date はい 証券の受渡日(発行日以降に買い手に引き渡される日付)
満期日 Date はい 証券の満期日(最終支払期日)
頻度 Number はい 年間の利息支払回数(1=年1回、2=半年、4=四半期)
基準 Number いいえ 日数計算基準(0-4の数値、省略時は0)

COUPDAYSNC関数の使用

COUPDAYSNC関数は債券投資の利子計算で使用します。COUPNCD関数と組み合わせてクーポン期間全体の日数と最終クーポン期間の日数を求め、正確な利回り計算を行います。

COUPDAYSNCの一般的な例

基本的な債券計算例

=COUPDAYSNC(DATE(2011,1,25),DATE(2011,11,15),2,1)

2011年1月25日受渡、11月15日満期、半年利払い、実際日数/実際日数の債券で最終クーポン期間の日数を計算(結果:110日)

半年利払い債券

=COUPDAYSNC(A2,B2,2,0)

セルA2に受渡日、B2に満期日が入った半年利払い債券(NASD基準)の最終クーポン日数を計算

四半期利払い

=COUPDAYSNC(DATE(2023,3,15),DATE(2025,3,15),4,2)

四半期利払いの2年債で実際日数/360日基準の最終クーポン期間日数

よくある質問

1=年1回、2=半年ごと、4=四半期ごとの利払いを指定します。他の値は#NUM!エラーになります。

0=NASD 30/360、1=実際/実際、2=実際/360、3=実際/365、4=欧州30/360。各市場の慣行に合わせ選択します。

DATE関数(DATE(2023,3,15))やセル参照を使用してください。文字列入力はエラーの原因になります。

一般的なエラーと解決策

#NUM!エラー

Cause: 受渡日≥満期日、または頻度が1・2・4以外、基準が0-4以外

Solution: 日付の順序と有効値を確認し、正しい頻度・基準値を入力

#VALUE!エラー

Cause: 受渡日または満期日が無効な日付

Solution: DATE関数で正しい日付を指定

小数点以下が無視される

Cause: 非整数値を入力

Solution: 整数値のみ使用

注記

  • 日付は必ずDATE関数または数式で指定
  • 引数の小数点以下は自動的に切り捨て
  • Excel 2007以降で使用可能
  • COUPNCD関数と組み合わせて利回り計算が完成
  • 金融機関での債券評価に標準的に使用

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+