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COUPDAYSNC関数
概要
COUPDAYSNC関数は、証券の受渡日から次の利払日までの日数を計算します。債券や固定利回り証券の利息計算に欠かせない関数で、正確なキャッシュフロー分析を可能にします。
構文
COUPDAYSNC(受渡日, 満期日, 頻度, [基準])
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 受渡日 | Date |
はい | 証券の受渡日(発行日以降に買い手に引き渡される日付) |
| 満期日 | Date |
はい | 証券の満期日(最終支払期日) |
| 頻度 | Number |
はい | 年間の利息支払回数(1=年1回、2=半年、4=四半期) |
| 基準 | Number |
いいえ | 日数計算基準(0-4の数値、省略時は0) |
COUPDAYSNC関数の使用
COUPDAYSNC関数は債券投資の利子計算で使用します。COUPNCD関数と組み合わせてクーポン期間全体の日数と最終クーポン期間の日数を求め、正確な利回り計算を行います。
COUPDAYSNCの一般的な例
基本的な債券計算例
=COUPDAYSNC(DATE(2011,1,25),DATE(2011,11,15),2,1)
2011年1月25日受渡、11月15日満期、半年利払い、実際日数/実際日数の債券で最終クーポン期間の日数を計算(結果:110日)
半年利払い債券
=COUPDAYSNC(A2,B2,2,0)
セルA2に受渡日、B2に満期日が入った半年利払い債券(NASD基準)の最終クーポン日数を計算
四半期利払い
=COUPDAYSNC(DATE(2023,3,15),DATE(2025,3,15),4,2)
四半期利払いの2年債で実際日数/360日基準の最終クーポン期間日数
よくある質問
1=年1回、2=半年ごと、4=四半期ごとの利払いを指定します。他の値は#NUM!エラーになります。
0=NASD 30/360、1=実際/実際、2=実際/360、3=実際/365、4=欧州30/360。各市場の慣行に合わせ選択します。
DATE関数(DATE(2023,3,15))やセル参照を使用してください。文字列入力はエラーの原因になります。
一般的なエラーと解決策
#NUM!エラー
Cause: 受渡日≥満期日、または頻度が1・2・4以外、基準が0-4以外
Solution: 日付の順序と有効値を確認し、正しい頻度・基準値を入力
#VALUE!エラー
Cause: 受渡日または満期日が無効な日付
Solution: DATE関数で正しい日付を指定
小数点以下が無視される
Cause: 非整数値を入力
Solution: 整数値のみ使用
注記
- 日付は必ずDATE関数または数式で指定
- 引数の小数点以下は自動的に切り捨て
- Excel 2007以降で使用可能
- COUPNCD関数と組み合わせて利回り計算が完成
- 金融機関での債券評価に標準的に使用
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+