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T.TEST関数
概要
T.TEST関数は、スチューデントのt検定を実行し、2つのデータセットが同じ母集団平均を持つかどうかを統計的に判定するためのp値を返します。片側/両側検定と3種類の検定手法を選択可能です。
構文
T.TEST(配列1, 配列2, 尾部, 型)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 配列1 | 範囲または配列 |
はい | 第一の比較対象データセット。数値を含むセル範囲または配列。 |
| 配列2 | 範囲または配列 |
はい | 第二の比較対象データセット。配列1と同等のデータ数が必要。 |
| 尾部 | 数値 |
はい | 分布の種類。1(片側)または2(両側)を指定。 |
| 型 | 数値 |
はい | 検定の種類を指定:1(対をなす)、2(等分散2標本)、3(非等分散2標本) |
T.TEST関数の使用
T.TEST関数は統計解析で2群の平均値差を検定します。実験データ、売上比較、品質管理などで活用され、帰無仮説(平均値が等しい)を棄却するかどうかをp値で判断します。
T.TESTの一般的な例
対をなすデータの両側検定
=T.TEST(A2:A10,B2:B10,2,1)
同じ対象の前後測定データを両側検定。p値0.196で有意差なし。
等分散2標本の片側検定
=T.TEST(A2:A11,C2:C11,1,2)
2群の片側検定を実行し、平均値の有意な差を片側から評価。
よくある質問
検定の種類が1(対をなす)の場合のみ#N/Aエラー。他の検定では短い方に合わせて計算。
1または2以外の値を指定すると#NUM!エラーが発生します。
一般的なエラーと解決策
#N/Aエラー
Cause: 対をなす検定で配列サイズが異なる
Solution: 配列1と配列2のデータ数を一致させるか、検定種類を2または3に変更
#VALUE!エラー
Cause: 尾部または型の引数が数値でない
Solution: 尾部(1or2)、型(1-3)を数値で指定
#NUM!エラー
Cause: 尾部が1または2以外
Solution: 尾部引数に1(片側)または2(両側)を指定
注記
- 負でないt統計量のみ計算
- 小数点以下の尾部・型は切り捨て
- 空セルは無視される
- テキストデータは無視
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+