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T.INV.2T関数
概要
T.INV.2T関数は、スチューデントのt分布の両側逆関数値を計算します。指定した確率と自由度に基づいて、統計分析で重要な臨界値を求め、信頼区間や仮説検定に活用されます。
構文
T.INV.2T(確率, 自由度)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 確率 | Number |
はい | スチューデントのt分布の両側確率を指定します。0を超え1未満の値でなければなりません。 |
| 自由度 | Number |
はい | t分布の自由度を指定します。正の整数または1以上の数値が必要です。 |
T.INV.2T関数の使用
統計分析で最も頻繁に使用される関数の一つです。t検定の臨界値計算、信頼区間の設定、仮説検定などで活用され、研究・品質管理・市場調査など幅広い分野で必須です。
T.INV.2Tの一般的な例
基本的な両側t値計算
=T.INV.2T(0.05,30)
自由度30で両側5%のt値を計算(約2.042)
実データでの使用例
=T.INV.2T(A1,A2)
セルA1に確率、A2に自由度が入っている場合のt値計算。サンプルでは確率0.546449、自由度60で0.606533が返る
片側t値の計算
=T.INV.2T(2*A1, A2)
両側確率を2倍にして片側t値を計算
よくある質問
0 < 確率 < 1 の値を指定してください。両側確率を表します(例:5%検定なら0.05)
小数点以下が切り捨てられますが、整数値での使用を推奨します
両側確率の2倍を指定してください。例:片側5%ならT.INV.2T(0.10, 自由度)
T.INVは片側逆関数、T.INV.2Tは両側逆関数です
一般的なエラーと解決策
#NUM! エラー
Cause: 確率が0以下または1以上、または自由度が1未満
Solution: 確率は0超1未満、自由度は1以上の値を確認
#VALUE! エラー
Cause: 引数に数値以外が指定されている
Solution: 数値引数を確認し、文字列や空白セルを修正
予想外の結果
Cause: 片側と両側の混同
Solution: 検定の種類に応じて適切な関数を選択
注記
- P(|X| > t) = 確率となるt値を返します
- T.DIST.2T関数の精度に依存します
- 大規模サンプルではZ分布値に近づきます
- 研究論文やレポート作成で頻用
互換性
利用可能: Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2007以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2010+