MAX 関数

Excel 2007+

概要

Excel の MAX 関数は、指定された一連の数値のうち最大値を迅速に特定します。データ分析、成績管理、在庫管理など、最高値を見つける必要があるあらゆる場面で活用可能です。

構文

MAX(数値1,[数値2],...)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
数値1 Number|Range はい 最大値を求める最初の数値または範囲。必須引数です。
数値2,... Number|Range いいえ 追加の数値、セル範囲、または名前付き範囲。最大 255 個まで指定可能。

MAX関数の使用

MAX 関数はデータセットから最高値を抽出する基本的な統計関数です。売上成績の最高記録、試験の最高点、在庫の最大数量など、さまざまなビジネスシーンで使用されます。配列や複数範囲の指定も可能で柔軟性が高いのが特徴です。

MAXの一般的な例

基本的な範囲最大値

=MAX(A2:A10)

A2からA10までのセル範囲内の最大値を返します。空白セルやテキストは無視されます。

複数範囲の比較

=MAX(A2:A10,B2:B10,C2:C10)

3つの列の値を比較して全体の最大値を求めます。売上データ分析に最適です。

固定値との比較

=MAX(売上範囲,10000)

売上データと目標値10,000円を比較し、達成した場合は実績、未達の場合は目標値を返します。

ネストした使用例

=MAX(IF(条件範囲=\"東日本\",売上範囲))

配列数式として使用し、地域別の最大売上を抽出します(Ctrl+Shift+Enterで入力)

よくある質問

すべての引数が空白セル、論理値、または無視されるテキストのみの場合、MAXは0を返します。数値が1つでもある場合は正しく最大値を返します。

範囲に#DIV/0!や#VALUE!などのエラー値が1つでも含まれると、MAX関数全体がエラーになります。IFERROR関数と併用することを推奨します。

MAXは論理値と数値文字列を無視しますが、MAXAはこれらも数値として計算します。基本的な最大値計算にはMAXを使用してください。

はい、空白セル、"N/A"テキスト、論理値(TRUE/FALSE)はすべて計算から除外されます。純粋な数値のみが対象です。

一般的なエラーと解決策

#VALUE! エラー

Cause: 数値に変換できない文字列やエラー値を直接指定した場合

Solution: データ範囲を確認し、数値以外のデータを削除するか、VALUE関数で変換してください。

予期しない0の結果

Cause: 範囲内に数値が一切存在しない場合

Solution: データ範囲に数値が含まれているか確認し、必要に応じてIF関数でチェックを追加します。

計算結果が正しくない

Cause: 論理値や数値文字列を含めて計算したい場合

Solution: MAXA関数を使用するか、事前にデータ整形を行ってください。

注記

  • 最大255個の引数に対応(Excel 2007以降)
  • 配列定数{1,2,3}も使用可能
  • 他の関数(IF、SUMPRODUCTなど)と組み合わせることで強力な分析が可能
  • データ検証や条件付き書式の基準値としても活用可能
  • Googleスプレッドシートでも同一構文で動作

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365, Excel Online

利用不可:

コンテンツ最終レビュー: December 11, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+