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KURT関数
概要
ExcelのKURT関数は、データセットの尖度を計算します。尖度は分布のピークの高さや平坦さを正規分布と比較して示す統計値です。正の値は尖った分布、負の値は平たい分布を表します。
構文
KURT(数値1, [数値2], ...)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 数値1 | Number |
はい | 必須の最初の数値引数。尖度計算の基盤となるデータ |
| 数値2以降 | Number |
いいえ | 追加の数値データ(省略可能)。配列やセル範囲も指定可能 |
KURT関数の使用
KURT関数は統計解析で分布の異常性を評価する際に使用します。金融データの異常値検出、品質管理のばらつき分析、科学研究の分布形状確認などに活用されます。
KURTの一般的な例
基本的な尖度計算
=KURT(A2:A11)
A2:A11範囲のデータの尖度を計算。負の値は平たい分布を示す。
直接数値指定
=KURT(3,4,5,2,3,4,5,6,4,7)
個別数値を指定して尖度を計算。結果は-0.1518程度。
大規模データ分析
=KURT(B1:B100)
100個のデータから分布形状を評価。
よくある質問
データ分布の尖度を測定します。正の値は尖った分布、負の値は平たい分布、0は正規分布に近い形状を示します。
最低4点以上のデータが必要です。4点未満または標準偏差が0の場合は#DIV/0!エラーが返されます。
文字列、論理値、空白セルは無視されますが、0の値を含むセルは計算対象となります。
一般的なエラーと解決策
#DIV/0!エラー
Cause: データ点が4未満、または標本標準偏差が0
Solution: 4点以上の有効データを入力し、分散があることを確認してください。
#VALUE!エラー
Cause: エラー値や数値変換不可の文字列が含まれている
Solution: 数値のみを入力するか、数値範囲を正しく指定してください。
注記
- Excel 2007以降で使用可能
- 引数は数値、配列、セル範囲、名前を指定可能
- 論理値や数値文字列も計算対象
- 統計ソフトとの結果が異なる場合がある(標本 vs 母数)
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+