KURT関数

Excel 2007+

概要

ExcelのKURT関数は、データセットの尖度を計算します。尖度は分布のピークの高さや平坦さを正規分布と比較して示す統計値です。正の値は尖った分布、負の値は平たい分布を表します。

構文

KURT(数値1, [数値2], ...)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
数値1 Number はい 必須の最初の数値引数。尖度計算の基盤となるデータ
数値2以降 Number いいえ 追加の数値データ(省略可能)。配列やセル範囲も指定可能

KURT関数の使用

KURT関数は統計解析で分布の異常性を評価する際に使用します。金融データの異常値検出、品質管理のばらつき分析、科学研究の分布形状確認などに活用されます。

KURTの一般的な例

基本的な尖度計算

=KURT(A2:A11)

A2:A11範囲のデータの尖度を計算。負の値は平たい分布を示す。

直接数値指定

=KURT(3,4,5,2,3,4,5,6,4,7)

個別数値を指定して尖度を計算。結果は-0.1518程度。

大規模データ分析

=KURT(B1:B100)

100個のデータから分布形状を評価。

よくある質問

データ分布の尖度を測定します。正の値は尖った分布、負の値は平たい分布、0は正規分布に近い形状を示します。

最低4点以上のデータが必要です。4点未満または標準偏差が0の場合は#DIV/0!エラーが返されます。

文字列、論理値、空白セルは無視されますが、0の値を含むセルは計算対象となります。

一般的なエラーと解決策

#DIV/0!エラー

Cause: データ点が4未満、または標本標準偏差が0

Solution: 4点以上の有効データを入力し、分散があることを確認してください。

#VALUE!エラー

Cause: エラー値や数値変換不可の文字列が含まれている

Solution: 数値のみを入力するか、数値範囲を正しく指定してください。

注記

  • Excel 2007以降で使用可能
  • 引数は数値、配列、セル範囲、名前を指定可能
  • 論理値や数値文字列も計算対象
  • 統計ソフトとの結果が異なる場合がある(標本 vs 母数)

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+