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CLEAN 関数
概要
CLEAN関数は、文字列から印刷できない非表示文字(ASCIIコード0-31)を除去するExcel関数です。他のアプリケーションからインポートしたデータに含まれる制御文字や改行文字などをクリーンアップし、きれいなテキストデータに変換します。
構文
CLEAN(文字列)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 文字列 | Text |
はい | 印刷できない文字を削除する対象の文字列データ |
CLEAN関数の使用
CLEAN関数は、外部データベースやCSVファイル、テキストファイルからExcelへインポートした際に混入する制御文字を除去するために使用します。タブ文字(CHAR(9))、改行文字(CHAR(10))などの非表示文字を自動的に削除し、分析に適したクリーンなテキストに変換します。
CLEANの一般的な例
基本的な使用例
=CLEAN(A2)
A2セルに含まれるタブ文字や改行文字をすべて除去。「Monthly report」としてクリーンな結果を表示。
複数セルの一括処理
=CLEAN(B2&" "&C2)
B2とC2の文字列を結合する際に、それぞれの非印刷文字を除去してから結合。
CHAR関数との組み合わせ
=CLEAN(CHAR(9)&"売上データ"&CHAR(10))
明示的に挿入した制御文字(タブ、改行)を除去し、純粋な日本語テキストのみ抽出。「売上データ」と表示。
よくある質問
はい、Unicodeの追加非印刷文字(127、129、141、143、144、157)は削除されません。これらを除去するにはSUBSTITUTE関数を組み合わせる必要があります。
数値は自動的に文字列に変換されて処理されますが、通常はテキストデータのみに使用することを推奨します。
TRIMはスペース文字のみを削除、CLEANは非印刷制御文字を削除します。両方を組み合わせるのが一般的です。
一般的なエラーと解決策
#VALUE! エラー
Cause: 引数に無効なデータ型が指定された
Solution: 文字列または文字列として認識可能な値を指定してください
予期しない結果
Cause: Unicode非印刷文字が残存
Solution: SUBSTITUTE関数で個別に除去するか、専用クリーンアップ関数を使用
注記
- 主にASCIIコード0-31の32種類の制御文字を対象
- データインポート後の前処理に最適
- TRIM関数と併用でより完全なクリーンアップが可能
- Power Queryの「置換値」機能と併用すると効果的
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可:
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+