ACOS関数

Excel 2007+

概要

ACOS関数は、数値のアークコサイン(逆余弦)を計算し、0からπまでのラジアンで角度を返します。この関数は三角関数計算や幾何学計算で欠かせない基本関数です。

構文

ACOS(数値)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
数値 Number はい アークコサインを求めるコサイン値。-1から1までの範囲で指定します。

ACOS関数の使用

ACOS関数は、主に三角関数計算で使用されます。コサイン値から元の角度を求める際に使用し、結果はラジアン単位で返されます。度数で結果が必要な場合は、DEGREES関数や180/PI()を組み合わせます。

ACOSの一般的な例

基本的なアークコサイン計算

=ACOS(-0.5)

-0.5の逆余弦を計算し、2π/3ラジアン(約2.094)を返します。

度数への変換

=ACOS(-0.5)*180/PI()

-0.5の逆余弦を度数法で表示(120度)。

DEGREES関数との併用

=DEGREES(ACOS(-0.5))

DEGREES関数を使用してラジアンを度数に変換(120度)。

よくある質問

ACOS関数は常にラジアン単位で結果を返します。度数に変換するにはDEGREES関数または180/PI()を掛け合わせてください。

入力値は-1から1までの範囲でなければなりません。それ以外の値では#NUM!エラーが発生します。

COSは角度からコサイン値を計算、ACOSはコサイン値から角度を求める逆関数です。

一般的なエラーと解決策

#NUM!エラー

Cause: 入力値が-1~1の範囲外

Solution: 入力値を-1から1の範囲内に修正してください。

#VALUE!エラー

Cause: 数値以外の引数が指定された

Solution: 数値型のみを引数として指定してください。

注記

  • 結果は0~π(0~3.14159)のラジアン範囲で返されます
  • 度数変換にはDEGREES(ACOS(x))またはACOS(x)*180/PI()を使用
  • SINやTANの逆関数(ASIN, ATAN)と組み合わせて使用可能
  • Excelのグラフ作成で三角関数の可視化に有用

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+